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更新日:2018年10月1日

短期~中長期的な安定供給を確保します

すべての電気事業者の供給計画を取りまとめる他、広域系統長期方針および整備計画を策定し、短期のみならず中長期的に全国規模での安定供給を確保しています。

供給計画を取りまとめ、中長期的な電力の安定供給を確保します

供給計画は、今後10年間の需給見通しや発電所の開発、送電網の整備などをまとめた計画で、電気事業法に基づき、すべての電気事業者は国に届け出る義務があります。広域機関が供給計画を取りまとめることで、短期から中長期的な全国・供給エリアの需給バランスを一元的に把握・評価しています。また、必要に応じて電源入札を活用することで安定供給を確保します。

時代に対応した、電力市場の効率化・活性化に貢献します

2020年の発送電分離や再生可能エネルギーの導入が拡大するなか、中長期的な安定供給に必要な「供給力」や「調整力」をできる限り低コストで確保・活用する仕組みをつくるため、広域機関では電源等が持つ価値を取引する新たな市場の導入を検討しています。

電源等の価値 取引される価値(商品) 取引される市場
電力量【kWh価値】 実際に発電された電気 卸電力市場
容量(供給力)【kW価値】 発電することができる能力 容量市場
調整力【ΔkW価値】 短期間で需給調整できる能力 需給調整市場

「容量市場」の検討・運営

電力全面自由化及び再生可能エネルギーの大量導入により、「電源投資回収の予見性」の低下が危惧されており、その影響による電源投資の不足は将来の電源不足につながります。容量市場は、電源に必要なコストの一部を、電源等が持つ「発電することができる能力」( 供給力)の価値に応じて支払いをすることで、「電源投資回収の予見性」を高め、ひいては中長期的な供給力・調整力の確保に寄与します。広域機関は現在その検討を行っており、運用開始後は運用を担います。 

事前期間

全国大で必要な供給力・調整力の確保時期、確保量を設定( 容量市場で確保すべき供給力〈容量〉を設定)

  1. 容量市場で確保すべき供給力の設定
  2. 発電事業者等の容量認定

取引期間

容量市場イメージ

  • 発電事業者は、オークションを通してkW価値(供給力)を提供する
  • 小売事業者は、オークション結果に従い、供給力確保に必要な費用を支払う
  • 発電事業者は、提供したkW価値に応じた対価を受け取る

実需給後

  • 期間中の供給力・容量確保状況等に鑑み精算を行う
  • 不足等があった場合は、各事業者にペナルティーを課す

「需給調整市場」の検討

電力の安定供給に必要な「調整力」は、現在、一般送配電事業者による公募調達が行われていますが、「需給調整市場」が導入され、広域調達・広域運用が実現することにより「調整力」のより効率的な調達・運用が可能となります。広域機関では「需給調整市場」の創設に向けた検討を行っています。

調整力市場の調達手法イメージ

広域系統の長期方針や整備計画を策定、必要な設備増強を主導します

広域機関では、全国大での広域連系系統の整備及び更新に関する方向性を整理した長期方針(広域系統長期方針)を策定、2017年3月に公表しました。また、2016年6月に東京中部間連系設備に係る広域系統整備計画、2017年2月には東北東京間連系線に係る広域系統整備計画を策定・公表しています。

広域連系系統〈連系線と各エリアの基幹送電線(上位2電圧)〉

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広域連系系統〈連系線と各エリアの基幹送電線(上位2電圧)〉

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