更新日:2019年3月22日
第188回理事会議事録
1. 開催日時
2019年2月20日 午前10時~10時20分
2. 開催場所
豊洲事務所(江東区豊洲6-2-15)理事会室
3. 理事長・理事総数及び定足
総数5名、定足数3名
4. 出席した理事長・理事数:5名
- 出席:金本理事長、佐藤理事、遠藤理事、寺島理事、内藤理事
- 欠席:ー
- 監事出席:髙木監事、千葉監事
5. 議題
決議事項
- 第1号議案 職員の任命等について
- 第2号議案 九州本土における再生可能エネルギー発電設備の出力抑制の妥当性について
- 第3号議案 広域機関システム PMO業務等に関する支援業務委託の実施について
- 第4号議案 2019・2020年度の広域連系系統等の作業停止計画について
- 第5号議案 2019~2028年度の連系線の運用容量について
- 第6号議案 2019~2028年度の予備力・調整力及び潮流抑制のためのマージン(年間計画・長期計画・実需給断面)について
報告事項
(1) 系統アクセス業務の実施に関する規程に基づく報告
6. 議事の経過および結果
定刻に至り、定款に基づき金本理事長が議長となり、定足数の充足を確認した後、本会議の成立を宣した。
続いて、議案の審議に入った。
決議事項
第1号議案 職員の任命等について
佐藤理事から、2019年2月28日付職員6名の解任並びに同年3月1日付職員6名の任命及び職員1名の異動を行いたいとの提案があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
第2号議案 九州本土における再生可能エネルギー発電設備の出力抑制の妥当性について
内藤理事から、2019年1月に九州電力株式会社が実施した九州本土における再生可能エネルギー発電設備の出力抑制に関し、業務規程第180条第2項に基づき、その出力抑制が法令及び送配電等業務指針に照らし適切であったか否かを確認及び検証した結果、妥当であると認めることとし、その旨を検証結果とともに公表したいとの提案があった。続いて、運用部長から、今回の出力抑制に関し、(1)再エネの出力抑制に関する指令を行った時点で予想した需給状況、(2)優先給電ルールに基づく抑制・調整(下げ調整力確保)の具体的内容、(3)再エネの出力抑制を行う必要性の各項目について事務局で検証した結果、今回の出力抑制の指令は適切であったと判断しているとの説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
第3号議案 広域機関システム PMO業務等に関する支援業務委託の実施について
内藤理事から、2017年6月以降、外部委託を行ってきた広域機関システムPMO業務等に関する支援業務について、今般、履行中の委託契約が2019年3月末で終了することから、2019年4月以降も引き続き外部委託することとし、委託先選定のための入札を実施したいとの提案があった。続いて、運用部長から、入札説明書の内容について説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
第4号議案 2019・2020年度の広域連系系統等の作業停止計画について
内藤理事から、業務規程第161条第3項に基づき、発電計画提出者及び一般送配電事業者から2019・2020年度分の作業停止計画(年間計画)の最終案を受け取ったので、これを確認し、広域連系系統等の作業停止計画を取りまとめ、本作業停止計画のうち、電源線や専用線等を除いた作業停止計画を系統情報サービスにて公表したいとの提案があった。続いて、運用部長から、今回より、事業者の長期的な予見性を確保するため、2021年度の計画が具体化しており、連系線の運用容量に長期間影響を与えると考えられる件名についても公表を行いたいとの説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
第5号議案 2019~2028年度の連系線の運用容量について
内藤理事から、業務規程第126条第3項及び第4項に基づき、運用容量検討会の検討を踏まえ、2019~2028年度の連系線の運用容量(年間計画・長期計画)を決定し、公表したいとの提案があった。続いて、運用部長から、当該運用容量の値及び運用容量算出における今年度の主な見直し事項について説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
第6号議案 2019~2028年度の予備力・調整力及び潮流抑制のためのマージン(年間計画・長期計画・実需給断面)について
内藤理事から、業務規程第128条第2項、第3項および第129条第2項、第3項に基づき、マージン検討会の検討を踏まえ、2019~2028年度の予備力・調整力及び潮流抑制のためのマージン(年間計画、長期計画)の値を決定し、公表したいとの提案があった。続いて、運用部長から、当該マージンの値並びに実需給断面で各連系線に確保するマージンの値及びその確保理由について説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
報告事項
(1) 系統アクセス業務の実施に関する規程に基づく報告
寺島理事から、2019年2月12日から同年2月15日までの間に、系統アクセス業務の実施に関する規程に基づき、系統アクセス室長が回答を行った接続検討案件1件及び本機関が接続検討の回答を行った案件の契約申込みに伴う回答内容の確認1件についての実績報告があった。
以上をもって議案の審議等を終了したので、10時20分、議長は閉会を宣し、解散した。
以上、この議事録が正確であることを証するため、出席した議長、理事及び監事は記名押印する。
2019年3月19日
理事長 金本 良嗣
理事 佐藤 悦緒
理事 遠藤 久仁
理事 寺島 一希
理事 内藤 淳一
監事 髙木 佳子
監事 千葉 彰
関連資料
- 第188回 理事会次第(96KB)
- 第1号議案 職員の任命等について(165KB)
- 第2号議案 九州本土における再生可能エネルギー発電設備の出力抑制の妥当性について(1789KB)
- 第3号議案 広域機関システム PMO業務等に関する支援業務委託の実施について(2100KB)
- 第4号議案 2019・2020年度の広域連系系統等の作業停止計画について(670KB)
- 第5号議案 2019~2028年度の連系線の運用容量について(669KB)
- 第6号議案 2019~2028年度の予備力・調整力及び潮流抑制のためのマージン(年間計画・長期計画・実需給断面)について(1049KB)