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更新日:2024年8月21日

中部エリアの再生可能エネルギー発電設備(自然変動電源)の出力抑制における公平性の検証結果の公表について(2023年度実施分)

 中部電力パワーグリッド株式会社が2023年度に実施した、中部エリアの再生可能エネルギー発電設備(自然変動電源)(以下、「再エネ」という)の出力抑制における公平性について、当機関は、中部電力パワーグリッド株式会社から送配電等業務指針第183条第4号に定める事項の説明を受け、業務規程第180条第1項の規定に基づき、適切かどうかの検証を実施したことから、下記のとおり、その結果を公表いたします。

1. 検証対象

2023年度に実施した、中部エリアにおける14日の再エネの出力抑制

2. 検証内容

(1)出力抑制は予め定められた手続に沿って行われたこと
(2)指針に定められた公平性の考え方に基づいた評価項目のとおり出力抑制を実施したこと
(3)指針に定められた各出力抑制ルール間の公平性

3. 検証結果

検証内容の(1)~(3)それぞれの項目について検証した結果、2023年度に行った中部エリアの出力抑制において、中部電力パワーグリッド株式会社による事業者情報の更新漏れやデータの誤登録により、出力抑制日数に乖離が生じているケースがあったが、2024年度以降、乖離が生じている事業者の抑制日数を調整することで事業者間の公平性を確保することを確認した。今後、抑制日数を調整することで事業者間の公平性は保たれると評価するが、同様の事象により回数差が生じないように本機関から対応を求めるとともに、中部電力パワーグリッド株式会社にて、事業者情報の管理体制を強化していることを確認した。

4. 添付資料

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