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更新日:2019年5月7日

発電事業者の皆さまへ 既連系発電設備における周波数低下リレー(UFR)の整定値変更のお願い 

2018年9月の北海道胆振東部地震において、風力発電設備のほぼ全てが地震発生直後に周波数低下リレーの動作により停止しました。なお、夜間のため、太陽光発電設備は地震による停止はありませんでした。

こうした事象を踏まえ、「電力レジリエンスワーキンググループ」において、主力電源化に向けて大量導入が見込まれる変動再エネ(太陽光、風力)について、周波数変動への耐性を高めるため、周波数変動に伴う解列の整定値等の見直しが提言されました。これを受け、「電力レジリエンス等に関する小委員会」において、大規模電源脱落等による周波数低下時に、発電設備の一斉解列が発生し、電力系統全体の周波数維持に大きな影響を及ぼすことを避けるため、太陽光・風力だけでなく電力系統に連系する全ての発電設備について周波数低下リレーの標準整定値(検出レベル及び検出時限)を下表のとおり定めました。

また、調査の結果、既連系発電設備の一部が下表の標準整定値より高い整定値となっていることがわかりました。このため、発電事業者におかれましては、保有される発電設備の定期点検等の機会や一般送配電事業者からの整定値変更の依頼時に、周波数低下リレーの整定値ついてご確認いただき、一般送配電事業者と協議のうえ、下表に基づき可能な限り整定値を変更していただくよう、ご協力をお願いいたします。

以上

 

【添付書類】

既連系発電設備における周波数低下リレー(UFR)の整定値変更のお願い(本文)PDFファイル(243KB)

 

 

 

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