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更新日:2024年4月24日

四国エリアにおける再生可能エネルギー発電設備(自然変動電源)の出力抑制に関する検証結果の公表について(2024年3月分)

 四国電力送配電株式会社が2024年3月に実施した、四国エリアにおける再生可能エネルギー発電設備(自然変動電源)(以下、「再エネ」という)の出力抑制について、当機関は、業務規程第180条の規定に基づき、出力抑制に関する指令の妥当性を検証したので、下記のとおり、その結果を公表いたします。

1. 抑制実施日とエリア

  • 3月16日(土) 四国エリア
  • 3月27日(水) 四国エリア(※1)
  • 3月29日(金) 四国エリア
  • 3月30日(土) 四国エリア
  • 3月31日(日) 四国エリア
    (※1)前日指示なしで当日抑制を行った日

2. 検証内容

(1)再エネの出力抑制に関する指令をおこなった時点で予想した需給状況
(2)優先給電ルールに基づく抑制・調整(下げ調整力確保)の具体的内容
(3)再エネの出力抑制をおこなう必要性

3. 検証結果

 検証内容の(1)~(3)それぞれの項目について検証した結果、今回の出力抑制の指令は下げ調整力不足が見込まれたため行われたものであり、適切であると判断する。

 なお、3月27日は、前日の想定では電源Ⅰ・Ⅱの出力調整および電源Ⅲ抑制で下げ調整力を確保できていたため、自然変動電源等の出力抑制は不要と判断していたが、当日、関西四国間連系線2Lの計画外停止により、域外への送電量が減少したことから、やむなく前日指示なしで当日出力抑制の指令を行ったものであり、対応としては妥当であった。

4. 添付資料

5. 2024年度以降の四国エリアの再エネ出力抑制検証結果の公表について

  • 四国エリアの再エネ出力抑制検証結果の公表については、第49回系統WG(2023年12月6日)において、再エネ抑制回数やエリアが拡大し検証日数が増加していることや四国エリアについては、実制御に影響を与えるような問題が起きていないことを踏まえ、四国電力送配電ページでの情報公表項目の追加をすることにより、広域機関での検証については四半期毎に広域機関が選定した代表日のみ実施することになったことから、次回は8月に4~6月分の検証・公表を行います。
  • (参考)再生可能エネルギーの出力制御の抑制に向けた取組等について(2023年12月6日 第49回系統WG資料1)PDFファイル

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