更新日:2022年10月26日
北海道エリアにおける再生可能エネルギー発電設備(自然変動電源)の出力抑制に関する検証結果の公表について(2022年9月分)
北海道電力ネットワーク株式会社が2022年9月に実施した、北海道エリア(離島を除く)における再生可能エネルギー発電設備(自然変動電源)(以下、「再エネ」という)の出力抑制について、当機関は、業務規程第180条第2項の規定に基づき、出力抑制に関する指令の妥当性を検証したので、下記のとおり、その結果を公表いたします。
1. 抑制実施日とエリア
- 9月11日(日)北海道エリア(※1)
- 9月25日(日)北海道エリア
(※1)前日指令なしで当日抑制を行った日
2. 検証内容
(1)再エネの出力抑制に関する指令をおこなった時点で予想した需給状況
(2)優先給電ルールに基づく抑制・調整(下げ調整力確保)の具体的内容
(3)再エネの出力抑制をおこなう必要性
3. 検証結果
検証内容の(1)~(3)それぞれの項目について検証した結果、今回の出力抑制の指令は下げ調整力不足が見込まれたため行われたものであり、適切であると判断する。
なお、9月11日は、需要の下振れや太陽光出力の上振れ等により、やむなく前日指令なしで当日出力抑制の指令を行ったものであるが、8月の検証結果(9月28日公表)にて北海道電力ネットワークへ需要予測および再エネ出力予測の精度向上について検討要請を行っており、同社にて想定誤差の見直し等を検討中である。
4. 添付資料
- (添付資料)北海道エリアにおける再生可能エネルギー発電設備(自然変動電源)の出力抑制の検証結果(2022年9月抑制分)
(1341KB)
- (別紙1~3)日別のデータ
(3506KB)
(別紙1) 日別の需要想定・需給状況・再エネ出力抑制の必要性
(別紙2) 日別の優先給電ルールに基づく抑制、調整状況
(別紙3) (参考)当日の需給実績 - (参考資料)再生可能エネルギー発電設備(自然変動電源)の出力抑制の検証における基本的な考え方 ~北海道電力ネットワーク編~
(2289KB)