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更新日:2022年2月10日

需給状況改善のための指示の実施について<東京電力パワーグリッド>(2月10日9時07分実施・12時26分実施)

 当機関は、本日、電気事業法第28条の44第1項及び業務規程第111条第1項の規定に基づき、東京電力パワーグリッド供給区域の需給状況改善のため、下記のとおり指示を行いました。

1.指示を受けた会員の名称

  • 中部電力パワーグリッド株式会社
  • 関西電力送配電株式会社社
  • 東京電力パワーグリッド株式会社

2.指示をした日時及び内容

2月10日(木) 9時07分

  • 中部電力パワーグリッドは、東京電力パワーグリッドに2月10日の10:00から13:00の間、最大62.9万kWの電気を供給すること
  • 関西電力送配電は、東京電力パワーグリッドに2月10日の10:00から13:00の間、17.1万kWの電気を供給すること
  • 東京電力パワーグリッドは、中部電力パワーグリッド、関西電力送配電から2月10日の10:00から13:00の間、最大80万kWの電気の供給を受けること
    (電気の供給を受けるにあたり、一部連系線マージンを使用)

2月10日(木) 12時26分

  • 中部電力パワーグリッドは、東京電力パワーグリッドに2月10日の13:00から17:00の間、最大62.9万kWの電気を供給すること
  • 関西電力送配電は、東京電力パワーグリッドに2月10日の13:00から17:00の間、最大17.1万kWの電気を供給すること
  • 東京電力パワーグリッドは、中部電力パワーグリッド、関西電力送配電から2月10日の13:00から17:00の間、最大75.1万kWの電気の供給を受けること
    (電気の供給を受けるにあたり、一部連系線マージンを使用)

3.指示をした理由

 低気温により想定以上に需要が増加し、東京電力パワーグリッドエリアの需給バランスを保つ調整力電源の供給力が不足(kW不足)し、広域的な融通を行わなければ、電気の需給の状況が悪化するおそれがあったため。
 なお今後、大幅な需要増加等により、最終的な需給調整手段となる揚水発電所の上池水量が枯渇し、更なる需給ひっ迫に至ることが想定される場合は、引き続き断続的に需給ひっ迫融通等を活用しながら上池水量を回復する場合があります。

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