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更新日:2022年6月29日

需給状況改善のための指示の実施について<東京電力パワーグリッド>(6月29日 0時25分、4時33分実施)

 当機関は、本日、電気事業法第28条の44第1項及び業務規程第111条第1項の規定に基づき、東京電力パワーグリッド供給区域の需給状況改善のため、下記のとおり指示を行いました。

1.指示を受けた会員の名称

  • 東北電力ネットワーク株式会社
  • 中部電力パワーグリッド株式会社
  • 東京電力パワーグリッド株式会社

2.指示をした日時及び内容

6月29日 0時25分

  • 東北電力ネットワークは、東京電力パワーグリッドに6月29日の2:00から6:00の間、最大53.21万kWの電気を供給すること
  • 中部電力パワーグリッドは、東京電力パワーグリッドに6月29日の2:00から6:00の間、最大57.6万kWの電気を供給すること
  • 東京電力パワーグリッドは、東北電力ネットワーク、中部電力パワーグリッドから6月29日の2:00から6:00の間、60万kWの電気の供給を受けること
    (東京電力パワーグリッドへの電気の供給にあたり、連系線のマージンを使用)

6月29日 4時33分

  • 東北電力ネットワークは、東京電力パワーグリッドに6月29日の6:00から7:30の間、最大2.4万kWの電気を供給すること
  • 中部電力パワーグリッドは、東京電力パワーグリッドに6月29日の6:00から8:00の間、最大60万kWの電気を供給すること
  • 東京電力パワーグリッドは、東北電力ネットワーク、中部電力パワーグリッドから6月29日の6:00から8:00の間、60万kWの電気の供給を受けること
    (東京電力パワーグリッドへの電気の供給にあたり、連系線のマージンを使用)

3.指示をした理由

 高気温により想定以上に需要が増加したことにより、東京電力パワーグリッドエリアの供給力が不足し、最終的な需給調整手段となる揚水発電所の電気を大量に使用することにより、上池水量が枯渇し、需給ひっ迫に至ることが想定されたため、広域的な融通を行い上池水量の維持および回復を図ったものです。引き続き断続的に需給ひっ迫融通等を活用しながら上池水量を維持および回復する場合があります。

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