【終報】2026年3月13日に発生した広域機関システム不具合について
更新日:2026年04月30日
平素より当機関の運営にご協力いただき御礼申し上げます。
2026年3月13日に発生しました広域機関システム不具合における終報について、以下のとおりお知らせいたします。
【発生事象】
2026年3月13日未明に中部・北陸・関西3エリアにおける中地域交流ループ運用化対応のため、広域機関システムの改修に伴う切替を実施しました。当該システム切替は計画どおり完了し、同日朝の時点では正常に稼働しており日本卸電力取引所(JEPX)様からの市場約定データも正常に受信していることを確認しておりました。
しかしながら、本機関が特別な監視体制を継続する中で、既報のとおり同日10時頃、JEPX様からのデータに係る誤検知(誤判定)が発生し、一般送配電事業者の翌日計画策定に必要な各連系線情報の諸元(連系線潮流の基準値、連系線の空容量など)の算出処理に遅延が生じました。
本事象は同日15時30分頃に原因箇所の修正完了に伴い解消しており、その後は現在に至るまで正常に稼働しております。
【原因と影響】
誤検知の原因は広域機関システム側のプログラムの一部(エラーチェック機能の設定)に係る不備であり、本件の影響として以下の事象の発生を確認しております。
①電力需給調整力取引所(EPRX)様が運営する需給調整市場において、3月13日取引分(3月14日実需給分)が取引規程に則りエリア内約定となりました。
(公表済)
②翌日の下げ調整力確保のために本機関が斡旋する長周期広域周波数調整について、3月14日分の実施を見送りました。
(公表済。なお、仮定の下での試算では、同日10-11時の1時間のみにおいて全国計で最大10万kW程度の下げ調整力に影響した可能性)
③本機関が実施する広域予備率(翌日・翌々日分)の公表等について、通常より約1時間半の遅延が発生しました。
(公表済。需給上は結果的に問題なかったことも確認済)
【再発防止】
本機関では本件を重く受け止め、以下を含む再発防止策等の実施を進めております。
①システム開発に関し、外部連携に係る仕様書の点検、記載の見直し
②システムの試験に関し、実施条件の見直しなど試験内容の強化
③障害発生時における対応方法を見直し、運用支障の早期解消を図る取組
本件について改めて関係各位に深くお詫び申し上げるとともに、今後このような事象を発生させることのないよう万全を期してまいります。
以 上