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更新日:2023年12月1日

2024年度のさらなる供給力確保について

 日頃より供給計画の取りまとめをはじめ、本機関の取り組みにご理解、ご協力いただき誠にありがとうございます。

 本機関は、電気事業法第29条に基づき電気事業者が国に届け出る供給計画について、同条及び業務規程第28条に基づきこれを取りまとめています。

 2024年度について一定の仮定をおいた需給バランスの試算では、第92回調整力及び需給バランス評価等に関する委員会(2023年11月17日)で示している通り、必要とするレベルの供給力を確保できる見通しです。しかしながら、端境期(春季・秋季)は、夏季・冬季に比べて多くの補修停止が計画されているため、夏季・冬季並の気象条件となった場合の需要増加や電源トラブル等があれば、需給が厳しくなる可能性があります。具体的には、東京エリアの6月・11月で供給予備力が相対的に少なくなっており、供給力確保策を実施していく必要があると考えております。

 このような需給状況に加えて、2024年度供給計画に向けて需要や供給力が更新されること等により、需給が厳しくなる可能性があります。

 以上のことから、各事業者におかれましては、2024年度供給計画に向けた補修停止計画を策定するにあたり、夏季・冬季の供給力に極力影響を与えない範囲で、以下の事項にご協力をお願いいたします。

  1. 発電事業者・小売電気事業者
    供給予備力が相対的に少ない期間・エリアにおける既存の補修停止計画を他の期間(夏季・冬季を除く)へ変更、及び供給予備力が相対的に少ない期間・エリアにおける新規の補修停止計画を回避
    ※ 発電所等を有する事業者のみが対象
  2. 一般送配電事業者
    連系線の運用容量に制約を及ぼす送変電設備について、供給予備力が相対的に少ない期間・エリアの融通の影響を考慮し、既存の補修停止計画を他の期間(夏季・冬季を除く)へ変更、及び供給予備力が相対的に少ない期間・エリアにおける新規の補修停止計画を回避

    発電制約を伴う送配電設備について、供給予備力が相対的に少ない期間・エリアにおける既存の補修停止計画を他の期間(夏季・冬季を除く)へ変更、及び供給予備力が相対的に少ない期間・エリアにおける新規の補修停止計画を回避

 また、2024年度に関して、補修計画についての聞き取りや調整についてお願いさせていただく場合がありますので、ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

 なお、2025年度以降も、容量市場のリクワイアメントに基づく容量停止計画の調整など、補修停止時期の調整にご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

以上

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