更新日:2017年5月8日
第106回理事会議事録
1. 開催日時 平成29年(2017年) 4月19日 午前10時~10時30分
2. 開催場所 豊洲事務所(江東区豊洲6-2-15)理事会室
3. 理事長・理事総数及び定足 総数5名、定足数3名
4. 出席した理事長・理事数 5名
(出席)金本理事長、佐藤理事、遠藤理事、寺島理事、内藤理事
(欠席)
(監事出席)髙木監事、千葉監事
5. 議題
決議事項
第1号議案 職員の任命等について
第2号議案 広域機関システム(システム基盤強化)のリース及びリース先の選定について
第3号議案 広域機関主宰 電源接続案件募集プロセスにおける入札対象工事の追加について(鹿児島県霧島エリア、鹿児島県大隅エリア、熊本県人吉エリア)
第4号議案 一般送配電事業者主宰 電源接続案件募集プロセスにおけるすべての応募者が連系可能な追加増強工事案の妥当性について(新潟県村上エリア)
第5号議案 電力需給検証結果の取りまとめについて
第6号議案 広域機関システム開発体制の強化について
報告事項
(1) 系統アクセス業務の実施に関する規程に基づく報告
6. 議事の経過および結果
定刻に至り、定款に基づき金本理事長が議長となり、定足数の充足を確認した後、本会議の成立を宣した。
続いて、議案の審議に入った。
決議事項
第1号議案 職員の任命等について
佐藤理事から、平成29年5月1日付の職員1名の任命を行いたいとの説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
第2号議案 広域機関システム(システム基盤強化)のリース及びリース先の選定について
佐藤理事から、現在開発を進めている広域機関システムのシステム基盤強化に関して、導入ハードウェア及び委託先が独自に開発するソフトウェアをリース物件として取り扱うこととし、一般競争入札にてリース先の選定を行いたいとの説明があった。続いて、総務部長から、入札説明書及び入札仕様書の内容について説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
第3号議案 広域機関主宰 電源接続案件募集プロセスにおける入札対象工事の追加について(鹿児島県霧島エリア、鹿児島県大隅エリア、熊本県人吉エリア)
寺島理事から、本機関主宰の鹿児島県霧島エリア、鹿児島県大隅エリア及び熊本県人吉エリアにおける電源接続案件募集プロセスにおいて、募集要領の増強工事案ではすべての応募者が連系できないため、当該募集要領の規定に基づき、入札対象工事に、すべての応募者が連系可能な増強工事を追加し、当初対象としていた工事と併せて入札を実施したいとの説明があった。続いて、計画部長から、すべての応募者が連系可能な増強工事案の概要及び入札手続きについて説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
第4号議案 一般送配電事業者主宰 電源接続案件募集プロセスにおけるすべての応募者が連系可能な追加増強工事案の妥当性について(新潟県村上エリア)
寺島理事から、一般送配電事業者主宰の新潟県村上エリアにおける電源接続案件募集プロセスにおいて、応募容量が募集要領を超過し、募集要領の増強工事案ではすべての応募者が連系できないため、当該募集要領の規定に基づき、同事業者が提示するすべての応募者が連系可能な追加増強工事案の内容について、妥当性を確認したので、その旨を通知したいとの説明があった。続いて、計画部長から、すべての応募者が連系可能な追加増強工事案の内容について説明があった。議長から、「応募者が、当初工事にだけ応札することは可能か」との発言があった。これを受けて、計画部長から、「事業性を考慮し、当初工事にだけ応札することも可能である。なお、追加増強工事が成立した場合、当初工事にだけ応札した事業者は、プロセスの完了後空き容量があれば一定の費用負担ルールの下で連系可能である。」との説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
第5号議案 電力需給検証結果の取りまとめについて
内藤理事から、2016年度冬季需給実績及び2017年度夏季需給見通しの検証結果について、調整力及び需給バランス評価等に関する委員会における審議の結果を踏まえ、電力需給検証報告書として取りまとめのうえ、本機関ウェブサイトにて公表し、平成29年4月21日に予定されている総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会第3回電力・ガス基本政策小委員会において、報告書の要点を説明したいとの説明があった。続いて、運用部長から、電力需給検証報告書の内容について説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
第6号議案 広域機関システム開発体制の強化について
内藤理事から、システム開発の工程遵守及び品質向上を目的とした取組みの一環として、広域機関システムの開発に関する第三者評価委員会からの提言を踏まえ、プロジェクト・マネジメント・オフィスいわゆるPMO機能の充実を図ることし、その具体策として、今後のシステム開発又は大規模改良プロジェクトにおいては、理事会が、案件毎に、納期と品質に関する管理責任を担う統括責任者を職員のうちから指名することに加え、システム開発に関する外部の専門的知見を取り入れるため、プロジェクトごとに、統括責任者を支援する業務について外部委託を行うこととしたいとの説明があった。続いて、運用部長から、今年度の広域機関システムの開発・改良に関する支援業務委託の概要及びその調達方法について説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
報告事項
(1) 系統アクセス業務の実施に関する規程に基づく報告
寺島理事から、平成29年4月10日から4月14日までの間に、系統アクセス業務の実施に関する規程に基づき、系統アクセス室長が回答を行った事前相談案件5件及び接続検討案件2件についての実績報告があった。
以上をもって議案の審議等を終了したので、10時30分、議長は閉会を宣し、解散した。
平成29年4月27日
理事長 金本 良嗣
理事 佐藤 悦緒
理事 遠藤 久仁
理事 寺島 一希
理事 内藤 淳一
監事 髙木 佳子
監事 千葉 彰
関連資料
第2号議案 広域機関システム(システム基盤強化)のリース及びリース先の選定について(600KB)
第3号議案 広域機関主宰 電源接続案件募集プロセスにおける入札対象工事の追加について(鹿児島県霧島エリア、鹿児島県大隅エリア、熊本県人吉エリア)(418KB)
第4号議案 一般送配電事業者主宰 電源接続案件募集プロセスにおけるすべての応募者が連系可能な追加増強工事案の妥当性について(新潟県村上エリア)(354KB)
第5号議案 電力需給検証結果の取りまとめについて(2877KB)
第6号議案 広域機関システム開発体制の強化について(1502KB)