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更新日:2023年2月24日(掲載開始日:2022年11月11日)

2022年度冬季の電力需給モニタリングについて

 需給変動や電源トラブルなどによる需給バランス悪化を早期に捉え、情報発信や対策を講じるための取り組みとして、今冬のkW及びkWhの需給バランスモニタリングを実施・公表いたします。

 各評価結果については定期的に本ページにてお知らせいたします。

<参考資料>
 需給ひっ迫への対応(需給関連情報の概要及び発信について)PDFファイル(3167KB)

1.kW面からの電力確保状況

  • 気象予報を踏まえた需要想定や発電機の計画外停止状況を監視し、需給バランスを確認します。
  • 具体的には、直近の気象予報により策定される週間需給予想をもとに、需要上振れ(厳気象H1需要等のリスクケース)や供給力増減等の変化も加味しつつ、必要な供給力を確保できているか、週単位での需給バランスを予備率として確認します。
  • 需給バランスの悪化が予見された場合には、国や一般送配電事業者と連携し需給対策を講じます。

【確認状況】

2.kWh面からの電力確保状況

  • 当日や翌日の瞬間的な供給力を把握するkWと異なり、一定期間を見通して、火力電源の燃料に基づく供給力(電力量:kWh)の情報を収集し、需要変動等のリスク発生時も想定した供給力の確保状況を確認します。
  • 具体的には、短期の気象予報や気温の低下による需要変動を想定。この需要に対して、発電事業者から情報収集した燃料在庫に基づく供給力を確認する「kWhモニタリング(2か月先の見通し)」と短期視点の「kWh余力率管理(2週間先の見通し)」を実施します。

(1)kWhモニタリング(2か月先までの見通し)

  • 平年並の気象と、厳気象(過去10年間で最も気温が低下した年の気温)のリスクシナリオを想定した見通しを示すことで、発電事業者や小売事業者などに適正な供給力(kWh)確保や余力の管理を促します。
  • 2週間に1回程度の頻度で情報更新し、公開します。

【確認状況】

(2)kWh余力率管理

  • 直近の気象予報をベースとした燃料消費想定に基づき、実需給までに適正な供給力(kWh)が確保されているか確認し、余力の悪化が予見された場合には、国や一般送配電事業者と連携し需給対策を講じます。
  • 1週間に1回程度の頻度で情報更新し、公開する。但し、需給ひっ迫が見込まれる場合には更新頻度を上げて対応します。

【確認状況】

3. 関連情報

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