更新日:2021年4月1日
電力システム改革における広域機関の役割
電力システム改革の工程
3つの目的の実現に向け、3段階で進められてきました。
3つの目的
- 電力の安定供給の確保
- 電気料金の最大限の抑制
- 電気利用の選択肢や企業の事業機会の拡大
3つの段階
第1段階:2015年4月
- 電力広域的運営推進機関の発足
第2段階:2016年4月
- 電気小売業への参入の全面自由化
- ライセンス制の導入
第3段階:2020年4月
- 送配電部門の法的分離
電力システム改革における広域機関の役割
広域機関発足前
国
- 審議会で検討
- 法令を立案・施行
電力会社
- 系統設備計画を立案
- 系統アクセス業務を実施
広域機関発足後
国
- 審議会で検討
- 法令を立案・施行
広域機関
- 委員会等で専門的見地から検討
- 規程・指針を策定
- 長期方針・広域系統整備計画を策定
- 系統アクセス業務を審査
電力会社
- 系統設備計画を立案
- 系統アクセス業務を実施