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[ 容量市場について ]長期脱炭素電源
オークションについて
長期脱炭素電源
オークションの仕組み
長期脱炭素電源オークションは、電源投資の課題である長期的な予見性が低いことに対し、電源への新規投資の促進を目的として長期間の固定収入を確保する制度措置として導入されました。
長期脱炭素電源オークションのオークション方式はマルチプライス方式が用いられており、オークションに参加・約定し、新たに電源を造る事業者に対して、オークションで約定した電源の固定費水準の容量収入が原則20年間得られる仕組みです。また、他市場からの収益は可変費に充て、可変費を超過する分は還付する仕組みです。
新たな電源を造る費用は、小売電気事業者などの容量拠出金で支えられています。カーボンニュートラル実現のための電源による電気が世の中に提供されることを、消費者のみなさまは小売電気事業者などを通じて実現していきます。
長期炭素電源オークションにおける供給力確保の仕組み
- 長期脱炭素電源オークションでは、新設またはリプレース等の脱炭素電源への新規投資を対象とし、原則20年にわたる期間の供給力を確保する仕組みとなります。
- 長期脱炭素電源オークションでは、メインオークションと同様に、発電事業者等が得る容量確保契約金額は、小売電気事業者等の容量拠出金から支払われる仕組みとなります。
長期脱炭素電源オークションの方式
- 長期脱炭素電源オークションでは発電事業者等による電源の応札に対し、マルチプライス方式で落札されます。
- 発電事業者等は、応札単位毎に応札容量と応札価格(円/kW/年)を決めて、オークションに応札します。
- 応札後、原則、電源種混合で応札価格の低い順に電源が落札され、募集量を満たす電源までが落札電源となります。マルチプライス方式では、落札電源の応札価格が約定価格となります。