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更新日:2025年6月25日

中部エリアにおける流通設備混雑による再生可能エネルギー発電設備(自然変動電源)の出力抑制に関する検証結果の公表について(2025年4月分)

 中部電力パワーグリッド株式会社が2025年4月に実施した、中部エリアにおける流通設備混雑による再生可能エネルギー発電設備(自然変動電源)(以下、「再エネ」という)の出力抑制について、当機関は、業務規程第180条第2項の規定に基づき、出力抑制に関する指令の妥当性を検証したので、下記のとおり、その結果を公表いたします。

1. 抑制実施日と流通設備

  • 4月5日(土) 77kV西濃揖斐線
  • 4月14日(月) 77kV西濃揖斐線
  • 4月15日(火) 77kV西濃揖斐線
  • 4月16日(水) 77kV西濃揖斐線
  • 4月18日(金) 77kV西濃揖斐線
  • 4月19日(土) 77kV西濃揖斐線
  • 4月20日(日) 77kV西濃揖斐線
  • 4月21日(月) 77kV西濃揖斐線
  • 4月24日(木) 77kV西濃揖斐線
  • 4月26日(土) 77kV西濃揖斐線
  • 4月27日(日) 77kV西濃揖斐線
  • 4月28日(月) 77kV西濃揖斐線

2. 検証内容

(1)出力制御ルールに基づく出力抑制の具体的内容
(2)再エネの出力抑制を行う必要性

3. 検証結果

 検証内容の(1)(2)の項目について検証した結果、流通設備混雑が見込まれたために行われた今回の再エネ出力抑制の指令は、4月14日および15日を除き、妥当であったと判断する。4月14日および15日は、一部時間帯において自然変動電源の抑制量の算定に誤りがあったことが確認された。中部電力パワーグリッドにおいて誤算定についての再発防止策を既に策定しており、本機関からもその確実な実施を要請している。

4. 添付資料