更新日:2025年4月28日
北陸エリアにおける需給バランス制約による再生可能エネルギー発電設備(自然変動電源)の出力抑制に関する検証結果の公表について(2025年3月分)
北陸電力送配電株式会社が2025年3月に実施した、北陸エリアにおける需給バランス制約による再生可能エネルギー発電設備(自然変動電源)(以下、「再エネ」という)の出力抑制について、当機関は、業務規程第180条第1項の規定に基づき、出力抑制に関する指令の妥当性を検証したので、下記のとおり、その結果を公表いたします。
1. 抑制実施日とエリア
- 3月 23日(日) 北陸エリア
2. 検証内容
(1)再エネの出力抑制に関する指令を行った時点で予想した需給状況
(2)優先給電ルールに基づく抑制・調整(下げ調整力確保)の具体的内容
(3)再エネの出力抑制を行う必要性
3. 検証結果
検証内容の(1)~(3)それぞれの項目について検証した結果、今回の出力抑制の指令は下げ調整力不足が見込まれたため行われたものであり、適切であると判断する。
4. 添付資料
- (添付資料)北陸エリアにおける需給バランス制約による再生可能エネルギー発電設備(自然変動電源)の出力抑制の検証結果(2025年3月抑制分)
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- (別紙1~3)日別のデータ
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(別紙1) 日別の需要想定・需給状況・再エネ出力抑制の必要性
(別紙2) 日別の優先給電ルールに基づく抑制、調整状況
(別紙3) (参考)当日の需給実績 - (参考資料)再生可能エネルギー発電設備(自然変動電源)の出力抑制の検証における基本的な考え方 ~北陸電力送配電編~
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5. 2025年度以降の北陸エリアの再エネ出力抑制検証結果の公表について
- 北陸エリアの再エネ出力抑制検証結果の公表については、第1回次世代電力系統WG(2025年1月23日)において再エネ抑制回数やエリアが拡大し検証日数が増加していることや北陸エリアについては、直近一年間で実制御に影響を与えるような問題が起きていないことを踏まえ、北陸電力送配電株式会社ホームページでの情報公表項目の追加をすることにより、広域機関での検証については四半期毎に広域機関が選定した代表日のみ実施することになったことから、次回は8月に4~6月分の検証・公表を行います。
- (参考)再生可能エネルギーの出力制御に関する短期見通し等について(2025年1月23日 第1回次世代電力系統WG資料2-1)
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