更新日:2019年4月22日
第192回理事会議事録
1. 開催日時
2019年3月20日 午前10時~10時30分
2. 開催場所
豊洲事務所(江東区豊洲6-2-15)理事会室
3. 理事長・理事総数及び定足
総数5名、定足数3名
4. 出席した理事長・理事数:5名
- 出席:金本理事長、佐藤理事、遠藤理事、寺島理事、内藤理事
- 欠席:ー
- 監事出席:髙木監事、千葉監事
5. 議題
決議事項
- 第1号議案 職員の任命等について
- 第2号議案 特別弔慰金等規程の制定について
- 第3号議案 容量市場開設準備支援業務委託契約の締結について
- 第4号議案 東北東京間連系線に係る広域系統整備計画の工事の継続について
- 第5号議案 広域機関主宰 電源接続案件募集プロセスの結果及びその公表について(熊本県御船・山都エリア)
- 第6号議案 承認電源等の定期審査と審査結果の公表について
- 第7号議案 あっせん・調停手続きに関するパネル候補者選任について
- 第8号議案 労働基準法に基づく申請について
報告事項
(1) 系統アクセス業務の実施に関する規程に基づく報告
6. 議事の経過および結果
定刻に至り、定款に基づき金本理事長が議長となり、定足数の充足を確認した後、本会議の成立を宣した。
続いて、議案の審議に入った。
決議事項
第1号議案 職員の任命等について
佐藤理事から、2019年3月31日付職員6名の解任並びに2019年4月1日付職員8名の任命及び職員5名の異動を行いたいとの提案があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
第2号議案 特別弔慰金等規程の制定について
佐藤理事から、福利厚生施策を充実させ、職員の不測の事態における生活の安定を図るために、特別弔慰金等規程を制定したいとの提案があった。続いて、総務部長から、特別弔慰金等規程の内容について説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、規程案の用語の整理を事務局において実施することを条件に、全員異議なく承認可決した。
第3号議案 容量市場開設準備支援業務委託契約の締結について
遠藤理事から、2020年度中の容量市場開設に向け、容量市場開設準備支援業務の委託契約をKPMGコンサルティング株式会社と随意契約にて締結したいとの提案があった。続いて、企画部長から、契約の概要、業務委託の内容及び成果物、並びに随意契約とする理由について説明があり、委託先であるKPMGコンサルティング株式会社は、我が国の容量市場の業務詳細設計に深い知見を有し、容量市場に係る業務設計支援業務及びシステム開発に係るPMO支援等業務の委託先でもあることから、会計規程第22条(3)「競争入札に付することが不利と認められるとき。」に基づき、随意契約としたいとの補足があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
第4号議案 東北東京間連系線に係る広域系統整備計画の工事の継続について
寺島理事から、東北東京間連系線に係る広域系統整備計画の工事について、第17回広域系統整備委員会で定めた着手後2年間の例外措置に基づき、応募事業者から応募取り下げの申し出があったが、仮に工事を中断した場合、本計画の遅延だけでなく、本計画を前提として検討を行っている東北北部エリア電源接続案件募集プロセスや、北本連系設備の新北本連系設備整備後の更なる増強検討など、他の計画の遅延にもつながることとなるため、業務規程54条に準じて、第39回広域系統整備委員会における検討を踏まえ、事業実施主体である東北電力株式会社が受領済の負担金(工事費負担金の10%に相当する額)の範囲内で工事を継続することとし、その旨を同社に対して通知したいとの提案があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
第5号議案 広域機関主宰 電源接続案件募集プロセスの結果及びその公表について(熊本県御船・山都エリア)
寺島理事から、2016年7月20日に開始した熊本県御船・山都エリアにおける広域機関主宰の電源接続案件募集プロセス(本プロセスは、入札負担金が入札の成立条件を満たさず、入札対象工事の規模縮小案の検討や追加負担可能額の確認を実施したものの、成立に至らなかったため、募集要領6.7「不成立時に入札対象工事の対象設備に空容量が生じている場合の取扱いについて」により、空容量の範囲内にて優先系統連系希望者を決定した。)について、この度、当該事業者から工事費負担金補償金額確認書を受領したことから、本プロセスを完了するとともに、業務規程第87条に基づき、同プロセスの結果を本機関ウェブサイトにて公表したいとの提案があった。続いて、計画部長から、工事費負担金補償金額確認書等及び同プロセスの結果についての説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
第6号議案 承認電源等の定期審査と審査結果の公表について
内藤理事から、第167回理事会において、間接オークション開始日(2018年10月1日)以降の承認電源等として認めた32件の電源等について、その承認期間が業務規程第144条の3の定めにより2019年3月31日を以って満了となることから、業務規程第147条に基づき、事務局で実施した当該承認電源等の定期審査結果により、定期審査基準に適合するものと認め、同一条件で承認期間を1年間延長(2019年4月1日から2020年3月31日まで延長)することとし、業務規程第147条第2項に基づき、定期審査の結果を通知、公表したいとの提案があった。続いて、運用部長から、承認電源等の定期審査結果について説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
第7号議案 あっせん・調停手続きに関するパネル候補者選任について
佐藤理事から、あっせん・調停手続に関する規程第9条に基づき、あっせん・調停手続を行う紛争解決パネルを構成するパネル実施者の候補者となるパネル候補者を選任し、委嘱を行いたいとの提案があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
第8号議案 労働基準法に基づく申請について
佐藤理事から、時間外労働・休日労働についての協定を労働者代表と締結し、本年3月中に労働基準監督署に届出を行うとともに、広域運用センターの一部職員について、一斉休憩適用除外に関する協定を労働者代表と締結したいとの提案があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
報告事項
(1) 系統アクセス業務の実施に関する規程に基づく報告
寺島理事から、2019年3月4日から同年3月15日までの間に、系統アクセス業務の実施に関する規程に基づき、系統アクセス室長が回答を行った事前相談案件1件及び接続検討の要否確認1件についての実績報告があった。
以上をもって議案の審議等を終了したので、10時30分、議長は閉会を宣し、解散した。
以上、この議事録が正確であることを証するため、出席した議長、理事及び監事は記名押印する。
2019年4月18日
理事長 金本 良嗣
理事 佐藤 悦緒
理事 遠藤 久仁
理事 寺島 一希
理事 内藤 淳一
監事 髙木 佳子
監事 千葉 彰
関連資料
- 第192回 理事会次第(110KB)
- 第1号議案 職員の任命等について(204KB)
- 第2号議案 特別弔慰金等規程の制定について(202KB)
- 第3号議案 容量市場開設準備支援業務委託契約の締結について(150KB)
- 第4号議案 東北東京間連系線に係る広域系統整備計画の工事の継続について(126KB)
- 第5号議案 広域機関主宰 電源接続案件募集プロセスの結果及びその公表について(熊本県御船・山都エリア)(568KB)
- 第6号議案 承認電源等の定期審査と審査結果の公表について(323KB)
- 第7号議案 あっせん・調停手続きに関するパネル候補者選任について(131KB)
- 第8号議案 労働基準法に基づく申請について(153KB)