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更新日:2017年5月12日

第108回理事会議事録

1. 開催日時 平成29年(2017年) 4月26日 午前10時~10時40分

2. 開催場所 豊洲事務所(江東区豊洲6-2-15)理事会室

3. 理事長・理事総数及び定足 総数5名、定足数3名

4. 出席した理事長・理事数 5名

(出席)金本理事長、佐藤理事、遠藤理事、寺島理事、内藤理事

(欠席)

(監事出席)髙木監事、千葉監事

5. 議題

決議事項

第1号議案 平成28年度第4四半期合計残高試算表及び債務負担行為報告書について

第2号議案 監事への意見照会について

第3号議案 リプレース対象廃止計画のリプレース該当可否判断について

第4号議案 広域機関主宰 電源接続案件募集プロセスの募集要綱の策定について(熊本県阿蘇・大津エリア)

第5号議案 本機関への系統アクセス接続検討申込みに対する回答について

第6号議案 再生可能エネルギー発電設備の出力抑制の妥当性について

報告事項

(1) 系統アクセス業務の実施に関する規程に基づく報告

(2) 第3四半期に係る内部監査報告について

(3) あっせん・調停手続の終了について

(4) 平成29年度システム改良状況報告

6. 議事の経過および結果

定刻に至り、定款に基づき金本理事長が議長となり、定足数の充足を確認した後、本会議の成立を宣した。

続いて、議案の審議に入った。

決議事項

第1号議案 平成28年度第4四半期合計残高試算表及び債務負担行為報告書について

佐藤理事から、広域的運営推進機関の財務及び会計に関する省令11条及び会計規程38条に基づき、平成28年度第4四半期における収入及び支出並びに負担した債務について、合計残高試算表及び債務負担行為報告書により、経済産業大臣に報告したいとの説明があった。続いて、総務部長から各報告書の内容について説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第2号議案 監事への意見照会について

遠藤理事から、定款第61条に基づき、平成28年度の財産目録、貸借対照表、損益計算書、事業報告書及び決算報告書の作成に先立ち、これらの現時点案について監事への意見照会を行いたいとの説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。本議案の議決を受けて、監事から財務諸表等の案に対する意見書の作成についての承諾があった。

第3号議案 リプレース対象廃止計画のリプレース該当可否判断について

寺島理事から、発電事業者から提出された設備容量10万キロワット以上の発電設備等の廃止計画3案件について、業務規程第90条第3項の規程に基づき、いずれもリプレースに該当しないとの判断を行いたいとの説明があった。続いて、計画部長から、各廃止計画の概要、及びリプレースに該当しないと判断する根拠について説明があった。議長から、「リプレースに該当しない発電設備等が廃止された場合には、その設備等が連系していた系統に空容量が生じることになるのか」との発言があった。これを受けて、計画部長から「そのとおりである。発電事業者が系統連系の廃止手続きを行った時点で空容量となる」との説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第4号議案 広域機関主宰 電源接続案件募集プロセスの募集要綱の策定について(熊本県阿蘇・大津エリア)

寺島理事から、九州電力株式会社からの電源接続案件募集プロセス開始の申込みを受け付けて、本機関が、平成29年2月15日に開始した熊本県阿蘇・大津エリアにおける電源接続案件募集プロセスの前提条件を定め、これを含む募集要綱を策定するとともに、公表したいとの説明があった。続いて、計画部長から、入札対象となる対象設備及び対策工事内容、工事費総額、工期、募集する容量、募集エリア、暫定的に送電系統に確保する容量等の前提条件についての説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第5号議案 本機関への系統アクセス接続検討申込みに対する回答について(回答予定日:平成29年4月26日)

寺島理事から、九州地方における送電系統への発電設備連系希望者から本機関への系統アクセス接続検討の申込みに関し、業務規程第71条第3項及び第72条第1項に基づき、一般送配電事業者の検討内容について妥当性を確認し回答することについて審議したいとの説明があった。続いて、計画部長から、送電系統への発電設備連系希望者からの申込書、本機関の回答書、一般送配電事業者の回答書、妥当性の確認書の内容についての説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第6号議案 再生可能エネルギー発電設備の出力抑制の妥当性について

内藤理事から、平成29年3月に九州電力株式会社が実施した種子島及び壱岐における再生可能エネルギー発電設備の出力抑制に関し、業務規程第180条第2項に基づき、その出力抑制が法令及び送配電等業務指針に照らし適切であったか否かを確認及び検証した結果、妥当であると認めることとし、その旨を検証結果とともに公表したいとの説明があった。続いて、運用部長から、今回の出力抑制に関し、1.抑制指令を行った時点で予測した離島の需給状況、2.下げ代確保の具体的内容、3.再エネの出力抑制の必要性の各項目について事務局で検証した結果、今回の出力抑制の指令は適切であったと判断しているとの説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

報告事項

(1) 系統アクセス業務の実施に関する規程に基づく報告

寺島理事から、平成29年4月17日から4月21日までの間に、系統アクセス業務の実施に関する規程に基づき、系統アクセス室長が回答を行った接続検討案件2件及び接続検討の要否確認1件についての実績報告があった。

(2) 第3四半期に係る内部監査報告について

監査室長から、平成28年度内部監査計画に基づき、平成29年1月から平成29年4月中旬に実施した内部監査結果について報告があり、企画部、計画部、総務部及び運用部を対象とした起案書監査並びに調達、第4四半期仕訳検証、作成書類及び平成28年度決算を対象とした会計監査において、特に指摘する重大な事項はなかったとの説明があった。

(3) あっせん・調停手続の終了について

紛争解決対応室長から、あっせん・調停手続に関する規程第38条に基づき、案件番号1-Aについて、平成29年3月30日に和解が成立したことから、あっせん・調停手続が終了したとの報告があった。

(4) 平成29年度システム改良状況報告

佐藤理事から、平成29年4月17日から4月21日までの間に、第102回理事会(第8号議案)の議決に基づき、事務局が行った広域機関システムの個別改良作業の発注・契約締結案件1件についての実績報告があった。

以上をもって議案の審議等を終了したので、10時40分、議長は閉会を宣し、解散した。

以上、この議事録が正確であることを証するため、出席した議長、理事及び監事は記名押印する。

平成29年5月11日

理事長 金本 良嗣
理事 佐藤 悦緒
理事 遠藤 久仁
理事 寺島 一希
理事 内藤 淳一
監事 髙木 佳子
監事 千葉 彰

関連資料

第108回 理事会次第PDFファイル(114KB)

第1号議案 平成28年度第4四半期合計残高試算表及び債務負担行為報告書についてPDFファイル(220KB)

第2号議案 監事への意見照会についてPDFファイル(794KB)

第3号議案 リプレース対象廃止計画のリプレース該当可否判断についてPDFファイル(114KB)

第4号議案 広域機関主宰 電源接続案件募集プロセスの募集要綱の策定について(熊本県阿蘇・大津エリア)PDFファイル(1540KB)

第5号議案 本機関への系統アクセス接続検討申込みに対する回答についてPDFファイル(92KB)

第6号議案 再生可能エネルギー発電設備の出力抑制の妥当性についてPDFファイル(921KB)

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