更新日：2016年2月25日
第49回理事会議事録
１ 開催日時 平成２８年２月１７日 ９時３０分 ～ １０時１５分
２ 開催場所 豊洲事務所（江東区豊洲６－２－１５）理事会室
３ 理事長・理事総数及び定足 総数５名、定足数３名
４ 出席した理事長・理事数 ５名
（出席） 金本理事長、佐藤理事、遠藤理事、寺島理事、内藤理事
（欠席） なし
（監事出席) 水嶋監事、髙木監事
５ 議題
決議事項
第１号議案 労働者派遣会社の選定について
第２号議案 電気の質に関する統計集の作成・公表について
第３号議案 東北東京間連系線に係わる計画策定プロセスにおける応募者の地位の承継について
第４号議案 本機関への系統アクセス接続検討申込みに対する回答について（回答予定日：平成２８年２月１７日）
第５号議案 広域連系系統の作業停止計画の取りまとめ・公表について
議事の経過および結果
定刻に至り、定款に基づき金本理事長が議長となり、定足数の充足を確認した後、本会議の成立を宣した。
続いて、議案の審議に入った。
決議事項
第１号議案 労働者派遣会社の選定について
佐藤理事から、平成２８年４月１日より、総務部において一般事務業務を担う派遣労働者１名の派遣を受けるため、一般競争入札（最低価格落札方式）により労働者派遣会社を選定したいとの説明があった。続いて、総務部長から、入札説明書、仕様書及び平成２７年度の労働者派遣会社との契約締結状況について説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
第２号議案 電気の質に関する統計集の作成・公表について
遠藤理事から、本機関は、送配電等業務指針第２１９条に基づき、一般電気事業者から提供された情報をもとに、周波数、電圧及び停電に関する電気の質に関して供給区域ごとに評価、分析し、年次報告書として取りまとめることとしているが、今年度については、評価方法が未だ検討途上にあることから、一般電気事業者から提供された情報を取りまとめ、統計集として公表したいとの説明があった。続いて、企画部マネージャー（企画部長代理）から、統計集の構成及び内容について説明があった。水嶋監事から、「電気の質については、本機関が責任を負うのか」との発言があった。これを受けて、遠藤理事から、「供給責任については一般電気事業者の送配電部門が負うが、電気の質に関する評価・分析については、本機関の役割であり、評価・分析を通じて、リスク要因が特定できれば、一般電気事業者側での対策に繋がると考えている」と説明した。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
第３号議案 東北東京間連系線に係わる計画策定プロセスにおける応募者の地位の承継について
寺島理事から、東北東京間連系線に係わる計画策定プロセスへ応募済みの電気供給事業者１社から、応募者の地位の承継の申し出があったが、応募内容の変更がないこと、並びに承継先事業者が費用負担の意思及び財務的能力を有していることが確認できたことから、当該地位の承継を認めることとしたいとの説明があった。続いて、計画部長から、地位承継の申出書及び承継先事業者の財務的能力の判断基準及び確認結果についての説明があった。髙木監事から、「今後も、応募者の地位承継が発生しそうか」との発言があった。これを受けて、計画部長から「本年１０月の広域系統整備計画の決定までは、承継可能であるため、電気の売先が決定した発電事業者から小売事業者への地位承継が行われる可能性はある」との説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
第４号議案 本機関への系統アクセス接続検討申込みに対する回答について（回答予定日：平成２８年２月１７日）
寺島理事から、送電系統への発電設備連系希望者から本機関への関西地方における系統アクセス接続検討１件の申込みに関し、業務規程第４３条第３項及び第４４条第１項に基づき、一般電気事業者の検討内容について妥当性を確認し回答することについて審議したいとの説明があった。続いて、計画部長から、送電系統への発電設備連系希望者からの申込書、本機関の回答書、一般電気事業者の回答書、妥当性の確認書の内容についての説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
第５号議案 広域連系系統の作業停止計画の取りまとめ・公表について
内藤理事から、これまで本機関が調整してきた広域連系系統の作業停止計画（平成２８年度、平成２９年度）について、一般電気事業者たる会員から最終案の提出を受けたので、業務規程第８８条に基づき、これを取りまとめ、公表するとともに、一般電気事業者たる会員が調整した作業停止計画についても取りまとめ、公表することとしたいとの説明があった。続いて、運用部長から、作業停止計画の取りまとめの内容、公表日程・方法及び作業停止計画調整概要について説明があった後、補足として、東京中部間連系設備の運用容量に影響を与える作業停止計画１件（新信濃変電所ＲＣ（同期調相機）修理：停止期間１３０日間）は、一般電気事業者にて実施時期及び期間を検討中であるため本取りまとめには含まれていないが、検討結果を確認次第、業務規程第９０条に基づき作業停止計画の変更（年間計画の追加）として取り扱うこととし、本取扱い及び運用容量の制約の可能性がある旨について系統情報サービスに掲載するとの説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。
以上をもって議案の審議等を終了したので、 １０時１５分、議長は閉会を宣し、解散した。
以上、この議事録が正確であることを証するため、出席した議長、理事及び監事は記名押印する。
平成２８年２月２５日
理事長 金本 良嗣
理事 佐藤 悦緒
理事 遠藤 久仁
理事 寺島 一希
理事 内藤 淳一
監事 水嶋 利夫
監事 髙木 佳子
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【関係資料】
第４９回理事会次第
(75KB)
第１号議案 労働者派遣会社の選定について(241KB)
第２号議案 電気の質に関する統計集の作成・公表について(786KB)
第３号議案 東北東京間連系線に係わる計画策定プロセスにおける応募者の地位の承継について(72KB)
第４号議案 本機関への系統アクセス接続検討申込みに対する回答について（回答予定日：平成２８年２月１７日）(193KB)
第５号議案 広域連系系統の作業停止計画の取りまとめ・公表について(2162KB)
