更新日:2017年3月1日
平成29~38年度の連系線の運用容量について(年間計画・長期計画)
本機関は、業務規程第126条に基づき、5月に定めた検討条件に基づいた運用容量検討会の検討を踏まえ、毎年2月末日までに翌年度以降の連系線の運用容量(年間計画・長期計画)を算出し、その結果を公表することとしております。
平成29~38(2017~2026)年度の運用容量を算出しましたので、別紙のとおり公表いたします。
概要
今年度の運用容量の算出結果については、一部の連系線(東北東京間[東京向]、北陸関西間[関西向])を除いて系統構成などの大きな変更がなく、昨年度の算出結果と大きな差はなかった。しかし、周波数維持の限度値を運用容量として採用している一部の連系線(東京東北間[東北向]、中部関西間[関西向]、中国九州間※[両方向])では、検討条件の想定需要が減少したため、運用容量も若干減少した。
東北東京間連系線[東京向]では、「東北東京間連系線に係る広域系統整備計画」(2017年2月3日公表)で示された短工期対策により、平成32年度以降の運用容量は50万kW増加する見込み。(既に短工期対策の費用を負担する1社が利用者として入札により選定されている)
また、北陸関西間連系線[関西向]では、保護装置の更新に伴い高速で故障を除去できるようになることから、更新が完了する平成29年6月以降の運用容量は増加する見込み。
※中国九州間連系線については、年間計画では想定需要の減少に伴い運用容量は減少しているが、今回から冬季の熱容量を適用したため、週間計画以降、30分毎に断面を細分化した段階では中国向きの一部の時間帯で運用容量は増加する見込み。
別紙
平成29~38年度の連系線の運用容量(年間計画・長期計画)(744KB)
※年間計画における日毎の運用容量等詳細は系統情報サービスをご覧ください。
系統情報サービス>地域間連系線情報 > 連系線空容量参照 > 連系線空容量
(年間計画:2017年3月15日、長期計画:2017年3月31日公表予定)
参考資料
- 別冊 各連系線の運用容量算出方法・結果
(2364KB)
- 連系線の運用容量算出における検討条件について (2016年5月27日公表)
関連リンク
- 運用容量検討会の資料
- 運用容量、マージン、作業計画を反映したグラフを系統情報サービスに掲載しています。
系統情報サービス>その他情報 > 各種情報参照 > 各種情報(カテゴリ:作業停止計画)
情報NO:OT2017022011202「平成29・30年度 年間作業停止計画について<連系線の運用容量等について>」
検討条件に対するご要望
次年度の算出(平成30~39年度分)における検討条件を定めるにあたり、今回、算出結果の公表に合わせて、検討条件に対するご要望をお受けしますので、以下まで電子メールでお寄せください。
電子メール:
締切:2017年4月10日(月曜日)17時