更新日:2015年7月22日
再生可能エネルギー発電設備の出力抑制に関する検証結果の公表について
平成27年7月22日
電力広域的運営推進機関
再生可能エネルギー発電設備の出力抑制に関する検証結果の公表について
九州電力株式会社が平成27年5月5日(火)に実施した、種子島における再生可能エネルギー発電設備の出力抑制について、当機関は、送配電等業務指針第154条第2項に基づき、出力抑制に関する給電指令の妥当性を検証したので、下記のとおり、その結果を公表いたします。
記
1.検証内容
①抑制指令を行った時点で予測した離島の需給状況
②下げ代確保の具体的内容
③再エネの出力抑制を行う必要性
2.検証結果
検証内容の①~③それぞれの項目について検証した結果、下げ代不足が見込まれたため行われた、今回の出力抑制の指令は、適切であると判断する。
ただし、需要や太陽光出力の変動リスクを考慮したうえで、出力抑制回避と安定供給のバランスを取った運用をするため、以下の改善点を提案する。
(改善点)
・需要想定の更なる精度向上
・太陽光発電の最大出力想定および出力低下想定の精度向上
3.添付資料
再生可能エネルギー発電設備の出力抑制の検証結果~平成27年5月5日 種子島(九州電力)~(746KB)
以上
再生可能エネルギー発電設備の出力抑制に関する検証結果の公表について(130KB)