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更新日:2021年12月3日(掲載開始日:2021年11月12日)

今冬における電力需給確認の取り組みについて

 今冬(2021年度)の需給見通しは、先般公表した需給検証報告書のとおり、厳気象H1需要※に対して予備率3%を確保する見通しは得たものの、全国的に予備力が十分とは言えない状況にあります。また、今年度より需給バランス評価として加えているkWh余力についても、現時点では厳気象においても燃料在庫・調達に基づく余力は確保しているものの、ベースロード電源の停止など今後のリスクについて継続的に注視することが重要となります。

 今冬の高需要期に向けて、kW及びkWhの両面において、今後の需給変動や電源トラブルなどによる需給バランス悪化を早期に捉え、情報発信や対策を講じることが重要であり、当機関ではkW及びkWhの需給バランスモニタリングを定期的に実施・公表いたします。

 各評価結果については定期的に本ページにてお知らせいたします。

 ※過去10年間で最も厳気象(厳寒)であった年度並みの気象条件での最大電力需要

<参考資料>「調整力及び需給バランス評価等に関する委員会」(2021年10月14日)   
      (資料2)「電力需給検証報告書(案)について」   
      (資料4)「昨冬の需給ひっ迫を踏まえた広域的な需給ひっ迫対応に係る検討課題について」   
      (資料5)「2021年度冬季需給バランスのkWモニタリングについて(報告)」

1.kW面からの電力確保状況

  • 気象予報を踏まえた需要想定や発電機の計画外停止状況を監視し、需給バランスを確認します。
  • 具体的には、1ヶ月程度先までの週別バランスについて、需要を厳気象H1需要等に設定し、必要な供給力が確保できているか、リスクケースも含めて週単位での需給バランスを予備率として確認します。
  • 前月末に翌月1ヶ月分の週別バランス(例:第1~第5週)、当月半ばに最新の供給力情報等をもとに情報更新し(例:第3~第5週)、公開します。但し、想定以上に大規模な供給力減等があり需給バランスの悪化が予見される場合には、確認できたタイミングにて速やかに追加公開します。
  • 需給バランスの悪化が予見された場合には、国や一般送配電事業者と連携し需給対策を講じます。

【確認状況】

2.kWh面からの電力確保状況

  • 当日や翌日の瞬間的な供給力を把握するkWと異なり、一定期間を見通して、火力電源の燃料等に基づく供給力(電力量:kWh)の情報を収集し、需要変動等のリスク発生時も想定した供給力の確保状況を確認します。
  • 具体的には、短期の気象予報や気温の低下による需要変動も想定。この需要に対して、発電事業者から情報収集した燃料在庫に基づく供給力を確認する「kWhモニタリング(2か月先の見通し)」と短期視点の「kWh余力率管理(2週間先の見通し)」を実施します。

(1) kWhモニタリング(2か月先までの見通し)

  • 平年並の気象と、厳気象(過去10年間で最も気温が低下した年の気温)のリスクシナリオを想定した見通しを示すことで、発電事業者や小売事業者などに適正な供給力(kWh)確保や余力の管理を促します。
  • 2週間に1回程度の頻度で情報更新し、公開します。

【確認状況】

(2) kWh余力率管理(2週間先までの見通し)

  • 直近の気象予報をベースとした燃料消費想定に基づき、実需給までに適正な供給力(kWh)が確保されているか確認し、余力の悪化が予見された場合には、国や一般送配電事業者と連携し需給対策を講じます。
  • 1週間に1回程度の頻度で情報更新し、公開します。但し、需給ひっ迫が見込まれる場合には更新頻度を上げて対応します。

【確認状況】

3. 関連情報

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