更新日:2025年5月28日
容量市場システムへの機能追加のお知らせ
2025年6月に容量市場システム【実需給期間向け機能】について、機能追加を実施します。
1.機能追加の概要について
主な機能追加について、以下に記載します。
- 非効率石炭火力電源の稼働抑制についてのアセスメント一覧画面の追加
実需給2025年度より、非効率石炭火力電源について、稼働抑制のリクワイアメントが課されます。
リクワイアメントの追加に伴い、稼働抑制のアセスメント結果関連の画面を追加します。
対象電源につきましては、当該画面(機能)にて、稼働抑制のアセスメント結果を、一覧画面や電源毎の詳細画面で確認できます。詳細画面では、ユニット単位の発電端計量値<※>を登録できます。
なお、稼働抑制のアセスメントについては、実需給年度ごとに1度のみ実施し(4月から3月の1年分の計量値実績が確定次第)、アセスメント結果も年次で通知されます。
ただし、稼働抑制の対象電源は、毎月、発電量調整受電電力量とユニット単位の発電端計量値<※>の登録が必要となりますのでご留意ください。
具体的なリクワイアメント・アセスメントの内容につきましては、対象実需給年度の「容量市場業務マニュアル 実需給期間中 リクワイアメント対応(安定電源)編」および「容量市場システムマニュアル」をご確認ください。
<※>1計量単位内に非効率石炭火力電源対象ユニットと非効率石炭火力電源以外の対象外ユニットが混在する場合のみ - 「需給ひっ迫のおそれ」の表記を「広域予備率低下に伴う供給力提供通知」に変更
広域予備率低下に伴う供給力提供について、第87回 調整力及び需給バランス評価等に関する委員会で整理された内容を受けて、表記の見直しを行います。
メニュー画面の表記を「需給ひっ迫のおそれ」から「広域予備率低下に伴う供給力提供通知」に変更します。「需給ひっ迫おそれコマ一覧画面」を「低予備率アセスメント対象コマ一覧画面」に変更、「低予備率アセスメント対象コマ一覧画面」での表記も一部変更します。 - CSV一覧出力時の数値桁数を変更
画面で数値を表記する箇所で端数処理後の値を表示し、CSV一覧出力時にも端数処理後の値を出力している箇所があり、システム内で保持している値とは端数処理による僅かな差異が生じる場合がありました。
今回の機能追加により、CSV一覧出力時に小数値を小数第16位まで(=システム内で保持している値)出力します。
2.スケジュール
- 6月 2日(月) 容量市場システム【実需給期間前向け機能】への機能追加
- 6月 2日(月) 容量市場システムマニュアルの更新
3.システムマニュアル
機能追加にあわせて、同日、容量市場システムマニュアルについても更新・新規作成します。
変更履歴は各マニュアルの最終頁に記載します。
下記リンク先より「容量市場システムに関する利用規約・システムマニュアル」をご確認ください。
更新・新規作成したマニュアル
- 000_容量市場システムマニュアル_全体構成
- 001_容量市場システムマニュアル_はじめに
- A30_容量市場システムマニュアル_お知らせ
- A40_容量市場システムマニュアル_ユーザ権限管理
- B10_容量市場システムマニュアル_アセスメント算定諸元
- B20_容量市場システムマニュアル_差替配分供給力
- B40_容量市場システムマニュアル_アセスメント算定結果(発動指令以外)
- B60_容量市場システムマニュアル_発電量調整受電電力量登録値
- B70_容量市場システムマニュアル_供給指示対応実績確認
- B80_容量市場システムマニュアル_広域予備率低下に伴う供給力提供通知管理
- B90_容量市場システムマニュアル_アセスメント結果(稼働抑制)
- C00_容量市場システムマニュアル_アセスメント算定結果(発動指令)
- D00_容量市場システムマニュアル_ペナルティ対象
- D20_容量市場システムマニュアル_経済的ペナルティ額
- E10_容量市場システムマニュアル_容量確保契約金額算定結果
- F00_容量市場システムマニュアル_容量確保契約金額支払通知・請求
- F30_容量市場システムマニュアル_容量確保契約金リリースオークション交付額・請求額
- G00_容量市場システムマニュアル_一括登録・変更
- K00_容量市場システムマニュアル_帳票サンプル
- K10_容量市場システムマニュアル_一括登録様式サンプル
- K20_容量市場システムマニュアル_画面と出力ファイルの紐づき一覧
- K21_容量市場システムマニュアル_CSV出力サンプル
事業者さまへ