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更新日:2025年9月25日

<募集終了>確定使用量通知業務ビジネスプロトコル標準規格(変更案)等に対する意見募集について(意見募集期間:2025年9月4日(木)から2025年9月24日(水))

当意見募集は終了しました。

 本機関の確定使用量通知業務ビジネスプロトコル標準規格(変更案)等を一部変更するにあたり、意見募集を実施します。

1.意見募集の趣旨

 電力広域的運営推進機関は、一般送配電事業者(以降、「一送」と記載。)が小売電気事業者等へ託送料金の請求をする際の確定使用量の通知業務におけるビジネスプロトコルの標準規格として、「確定使用量通知業務ビジネスプロトコル標準規格」(以降、本BPと記載。)とビジネスプロトコル間の共通規格を定義する「電気事業者間における電力量提供等EDI共通規格」(以降、本共通規格と記載。)を制定しています。

 このたび、「強靱かつ持続可能な電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の一部改正」(2020年6月)により特定計量制度が開始され、資源エネルギー庁「次世代の分散型電力システムに関する検討会中間とりまとめ」(2022年5月31日)において、 2026年度からの次世代スマートメーターを活用した分散型リソースの取引ルール等について検討を進めていくこととなりました。また、資源エネルギー庁「特定計量(IoTルート)運用ガイドライン【第1.0版】」(2024年6月17日改定)において、機器点(高圧・低圧)の計量値を活用したサービス提供を希望する場合には、一送から小売電気事業者に対し公開サーバ経由で月一回確定した30分値を、電気事業者間のシステム連携プロトコルを通じ提供するものと整理されました。

 以上を踏まえ、電気事業者間のシステム連携プロトコルである本BP並びに本共通規格を改定し、月次の特例計量器の機器点計測値を円滑に授受できるインターフェースを整備するため、意見募集を実施します。

 意見募集の期間は、2025年9月4日(木)から2025年9月24日(水)(21日間)とします。

2.本BP等の変更の概要

 新たに次世代スマートメーターを経由して取得された機器点の月間確定使用量を、希望する小売電気事業者に提供する業務を、改定対象のドキュメントに反映します。

番号 電気事業者間の
システム連携
プロトコル
更新
種別
改定内容
1 確定使用量通知業務
ビジネスプロトコル
標準規格
追加 新たに機器点単位の「高圧特定計量月間確定使用量」と「低圧特定計量月間確定使用量」を事業者へ提供する業務に係る以下の定義の追加を行う。
(1)メッセージ一覧へ高圧・低圧2件の新規メッセージの追加
(2)新規メッセージのデータ要素の追加(高圧・低圧は同一レイアウト)
(3)メッセージ生成のタイミングに新規業務を追加
   メッセージグループのヘッダ情報へ新規業務を追加
(4)新規メッセージの保存期間の追加
(5)新規メッセージのファイルの分割基準の追加

※詳細は新旧対照表を参照願います。
2 電気事業者間における
電力量提供等EDI
共通規格
追加 上行「確定使用量通知業務ビジネスプロトコル標準規格(W5)」への新規業務追加に伴う変更を共通規格である本ドキュメントへ反映する。
(6)「対象業務一覧」へ新規業務の追加
(7)データ要素の共通コードへ新規業務による追加

※詳細は新旧対照表を参照願います。

3.意見募集の対象

 今回意見募集の対象となるBP等案は以下となります。

 対象BP等の変更案:
  確定使用量通知業務ビジネスプロトコル標準規格(変更案)PDFファイル(877KB)
  電気事業者間における電力量提供等EDI共通規格(変更案)PDFファイル(1109KB)

 新旧対照表:
  確定使用量通知業務ビジネスプロトコル標準規格(新旧対照表)PDFファイル(1244KB)
  電気事業者間における電力量提供等EDI共通規格(新旧対照表)PDFファイル(1597KB)

4.意見募集の結果

 頂いたご意見につきましては、内容を確認し、後日結果を公表します。

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