STAFF INTERVIEW
OCCTOの「仕事を知る」職員インタビュー
脱炭素化の普及支援と
海外関連の対応業務を取扱う
再生可能エネルギー・国際部編
再生可能エネルギー・国際部
2020年入職 先進理工学研究科修了

STAFF INTERVIEW
OCCTOの「仕事を知る」職員インタビュー
脱炭素化の普及支援と
海外関連の対応業務を取扱う

再生可能エネルギー・国際部編
再生可能エネルギー・国際部
2020年入職 先進理工学研究科修了
部署について
再生可能エネルギー・国際部は、再生可能エネルギーの普及拡大を目的に、FIT(固定価格買取制度:国が定めた価格で電力会社が再生可能エネルギー電気を買い取る制度)やFIP(Feed-In Premium:市場価格に連動した補助(プレミアム)を、再生可能エネルギー電気の供給分に応じて広域機関が交付する制度)に関する交付金交付業務及び再エネ事業者選定のための入札業務を担っています。国の政策方針をもとに、制度改正に合わせたシステム改修や運用フローの検討を行い、交付金を適切に事業者へ届けます。電力の安定供給と脱炭素化の両立を、制度運営の側面から支えています。また、OCCTOと海外の窓口として、海外機関からの視察受け入れや、海外電力制度に関する調査の統括などを行っています。

1日の業務の流れ
9:30 出勤・メール確認
10:00
国や事業者団体との
調整業務
PICK UP
12:00 昼休み
13:00 チーム内打ち合わせ
14:00
ベンダーとの
打ち合わせに向けた準備
16:00
FITシステムの改修・
ベンダーとの打ち合わせ
PICK UP
17:00 夕礼
17:30 事業者問い合わせへの回答作成完了
19:00 退勤
国や事業者団体との
調整業務
FIT制度の改正に伴い、交付金業務を実務に落とし込むための調整業務を担当しています。国が定めた制度を実際に現場で運用できるようにするためには、細かな運用ルールやシステム、仕様を具体化することが欠かせません。国や事業者団体などの意見から、彼らの立場や背景を踏まえながら、どのようなシステムが中立・公平で、現実的に機能するのかを考えることが求められます。制度を決定する国と、制度に則って活動に取り組む電力事業者の意見を踏まえて、一つの方針として形にできた瞬間には大きな達成感を感じます。
FITシステムの改修・
ベンダーとの打ち合わせ
制度の改正に応じて、交付金を支える基幹システムの改修を行っています。定期的に実施するベンダーとの打ち合わせでは、改正内容に基づく処理がさまざまなケースでも適切に実現できることを確認。システム改修が進まなければ交付金を交付できないといった状況に陥り、社会に甚大な影響を及ぼしかねません。交付金の申請処理や算定が正確に行えるよう、制度・契約内容・事業者の運用実態を踏まえながらシステムを設計しています。地道で複雑な作業ですが、システムが無事リリースされた瞬間は、社会インフラの一部を支えていることを実感できます。
再生可能エネルギー・
国際部の魅力とは?
私たちの業務は、再生可能エネルギーの普及という国全体の目標に直結しています。制度やシステムの設計・運用を通して、目には見えにくいけれど確実に社会を動かしている。その責任感が、日々のモチベーションになっています。また、国や事業者など多様な立場の人と向き合うことで、俯瞰的な視点や調整力も磨かれます。日本全国という非常に広域的な観点で電力システムをより良くしていく、その一端を担えていることがこの仕事の魅力です。
プライベートの過ごし方・OCCTOでの働き方
休日は美術館や博物館へ足を運びます。もともと知識欲が旺盛な性格で、展示品そのものより説明文を読みこんでしまうこともしばしば。背景にある歴史や経緯を知るのが面白いです。業務では複雑な電力システムや制度を理解しなければいけない局面も少なくありませんが、それらの背景も含め積極的に学ぶように意識しています。そういった意味では、自身の性格を活かし、楽しみながら日々の業務に向き合えているのかもしれません。