STAFF INTERVIEW
OCCTOの「仕事を知る」職員インタビュー
最前線に立ち、電力需給の
リアルタイムを追う
運用部編
運用部 広域運用センター(当直)
2025年入職 工学部卒業

STAFF INTERVIEW
OCCTOの「仕事を知る」職員インタビュー
最前線に立ち、電力需給の
リアルタイムを追う

運用部編
運用部 広域運用センター(当直)
2025年入職 工学部卒業
部署について
運用部広域運用センターでは、全国の電力需給や送電線の運用状況を24時間365日体制で監視しています。その中でも当直は、電力需給を最もリアルタイムに追い続ける最前線の業務。当日から翌々日までの電力の需給状況を30分単位でモニタリングしています。また、緊急事態やトラブルに備えた所内訓練も実施しています。トラブルが発生した場合は、日勤の職員・次の当直員に電力需給状況等の情報共有・引継ぎをすることも大切な役割です。

1日の業務の流れ
(昼直の場合)
8:30
出勤・夜間当直勤務
職員からの引継ぎ
随時
定例業務①
(リアルタイムの需給監視)
需給悪化時 全国大での電力融通 PICK UP
15:30
夜間当直勤務職員への
引継ぎ資料作成
17:10 退勤
1日の業務の流れ
(夜直の場合)
職員からの引継ぎ
予備率算定・公表) PICK UP
19:30以降
定例業務や直内訓練、
交代で休憩・仮眠
翌7:00
日勤職員・昼間当直勤務職員への
引継ぎ資料作成
翌9:20 退勤
全国大での
電力融通に関する業務
季節や状況などによっては、翌日・当日の電力が不足する、あるいは余剰となるケースがあります。その際は一般送配電事業者から電力融通の申出を受け、限られた時間の中で他エリアの受電・送電可能量や連系線の空容量などのさまざまな条件・制約の下、受電・送電エリアや使用する連系線のルートなどの組み合わせを決定。当直の業務で最も緊迫感がある瞬間です。限られた時間の中で最善の策を講じて対処までを無事完遂できた際には、大きな達成感を感じます。
広域予備率算定・公表
電力の安定供給を支える重要な業務が、広域予備率の算定・公表です。まずは、一般送配電事業者から翌日・翌々日のエリア電力需給バランスのデータを受領。その後、数値の妥当性を念入りに確認した上で広域予備率を算定し、広域予備率Web公表システムで一般公開しています。算定には全国の気温や発電所の運転計画に至るまで、あらゆる要素が絡みます。広域予備率の公表は多くの事業者に影響を与えるため責任は重いですが、その分やりがいのある仕事です。
運用部の魅力とは?
一般送配電事業者が各エリアの需給運用を担うのに対し、OCCTOはエリアを跨いだ広域的な需給運用を行う組織です。中でも運用部では、全国規模で電力システムを運用していることをリアルタイムで感じることができます。さらに、他の電力会社をはじめ、多様な企業や組織から出向者が集まっており、そうした多様なバックグラウンドを持つ人たちと協働できるのも大きな特徴です。その中で私は、プロパー(直接雇用の職員)としての視点を軸に据えつつ視野を広げて業務に取り組んでいきたいと考えています。

プライベートの過ごし方・OCCTOでの働き方
当直の勤務スタイルは「昼間の当直シフト→夜間の当直シフト→明け休み」というサイクルで回っています。明け休みから次の昼直までは丸1日の休息時間があり、通常の業務形態よりもまとまった休息を取れます。最近のマイブームは「エレメンタリウム」。天然石やドライフラワーをガラスボトルに入れて作るインテリアです。勤務の合間にはこうした趣味に没頭することで、ゆっくりと心身を休めています。