ABOUT “OCCTO”

電力広域的運営推進機関とは

  1. OCCTOとは
  2. OCCTOの運営理念と
    求める人物像
  3. OCCTOの業務
  4. OCCTOの社会貢献性

01OCCTOとはなにか

電力の今を支え、
電力の明日を見つめる。

「電力広域的運営推進機関(OCCTO)」は、日本の電力システムに関する専門的知見と、強い事業者間調整機能を有する組織として、2015年4月に設立されました。電源の広域的な活用に必要な送配電網の整備を進めるとともに、全国規模で平常時・緊急時の需給調整機能を強化しています。電気事業法に基づく認可法人として、中立で公平な業務運営を行っています。

02OCCTOの運営理念と
求める人物像

ミッション

本機関が社会において果たすべき使命・目的

日本の電力の今を支え、
未来を切り拓く

電力広域的運営推進機関は、日本全体の電力の安定供給の司令塔としての役割を果たし、電気事業に係る制度を確実に運営することで、電気の安定供給と電気事業の今を支えます。
カーボンニュートラル化や未だ見ぬ課題に果敢に挑戦し、電気事業者の行動が日本全体で最適かつ合理的になるよう、制度やルールを策定、実務を実践することで、次世代のより良い電力システムの未来を切り拓きます。

ビジョン

本機関が果たすべき役割や目指すべき理想像

  1. 電力システムの広域的運営を支え安定供給を実現する
  2. 脱炭素とも両立する強靭かつ効率的な電力システムを構築する
  3. 公益の視点で電力システムの進化を追求する

バリュー

本機関が業務遂行上で大切にする価値観

求める人物像

君の「異論」が電力の未来をつくる。

電力の安定供給とカーボンニュートラルという目標の実現に向けて、日本の電力は多くの新たな難題に直面しています。燃料価格をはじめとする物価上昇、AIの普及に伴うデータセンターによる電力需要の高まり、地震や台風などの災害の激甚化、インフラの老朽化.... 。我々が向き合うのは、これまでに誰も解決していない課題です。既存の常識や過去の成功体験、業界の慣習にとらわれていたら、日本の電力の未来は開けません。今に疑問を持ち、「異を唱える」ことを恐れず、新たな未来を切り拓く仲間を求めています。

03OCCTOの業務

日本全国に、そして日本の未来に電力を行き渡らせるために。

日本の電力の安定供給、その司令塔が私たちです。あらゆる時間軸で全国の需給バランスを監視する「需給調整・系統運用」。2050年カーボンニュートラルを見据えた「次世代型電力ネットワーク」への転換。安定供給のための「供給力確保」という、大きな3つの目的に沿って業務を行っています。

業務その1

全国各地の発電量・
消費電力バランスを把握し、調整する

全国の需給状況や系統の運用状況を監視し、需給悪化時には事業者に指示を行うことで安定供給を実現しています。また、調整力をより効率的に調達・運用するために「需給調整市場」等の検討・詳細設計を行っています。

関連部署
企画部
運用部
広域運用センター
系統計画部
業務その2

再生可能エネルギーの主力電源化を推進する

再生可能エネルギーの主力電源化および電力レジリエンス強化に資するため、送配電設備の公平・公正かつ効率的利用の推進や、広域連系系統の整備・更新を主導しています。

関連部署
企画部
系統計画部
容量市場センター
再生可能エネルギー・国際部
業務その3

安定して電力を供給できる枠組みを作る

中長期的な安定供給に必要な供給力をできる限り低コストで確保・活用する仕組みをつくるため、電源等が持つ価値を取引する市場や制度の検討・詳細設計・運用を行っています。

関連部署
全ての部署
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04OCCTOの社会貢献性

日々の暮らしの基盤づくりから、持続可能な新しい社会の実現まで。

暮らしに欠かせない電気を、いついかなる時も送り届ける。その「当たり前」を守り抜くと同時に、OCCTOは持続可能な未来へ向けたエネルギーシステムの転換も牽引しています。日本の電力システムの司令塔として、OCCTOが社会のどこで、どのように力を発揮しているのか。その具体的なシーンの一例をご紹介します。

※ピンをクリックするとポイントが切り替わります。

社会貢献Point 01

2050年カーボンニュートラルへの挑戦

日本が掲げる、2050年までのカーボンニュートラル実現。そのためには、国内温室効果ガス排出量の約4割を占める「電力」の脱炭素化が不可欠です。 OCCTOは、長期脱炭素電源オークションや電力ネットワークの次世代化を通じて再生可能エネルギーを促進することで、日本のGXを最前線でけん引しています。

関連部署
容量市場センター
系統計画部
再生可能エネルギー・国際部
社会貢献Point 02

電力市場の競争促進により国民生活を支える

電気料金の高騰は、家計や企業経営にとって重い負担となります。料金上昇の抑制を実現するため、OCCTOはこれまでエリア間での需給バランスが中心だった電力システムを日本全体の広域的運営にシフトし、エリア間の電力ネットワーク拡大や市場におけるエリアを超えた取引や融通の仕組みで、より経済合理的な制度を目指しています。

関連部署
企画部
運用部
系統計画部
需給計画部
容量市場センター
社会貢献Point 03

社会基盤となるインフラを守る

高度経済成長期に整備された社会インフラの老朽化対策が、現在深刻な課題となっています。容量市場では、送配電設備の劣化リスクや更新に関するガイドラインを策定し、電力インフラの適切な維持・更新を一般送配電事業者とともに推進しています。また、老朽化した電源のリプレースなど、将来の供給力確保にも寄与しています。

関連部署
企画部
系統計画部
容量市場センター
社会貢献Point 04

激甚化する災害への対応

近年の災害激甚化により、発電所の被災や、被災地域での電力需給ひっ迫のリスクが高まっています。設備の復旧などは各地の電気事業者が対応にあたりますが、OCCTOは周辺施設との電力融通指示などをはじめとして、非常時の電力復旧に貢献しています。さらに復旧を滞りなく進めるための相互扶助制度も運用し、被災地を支えています。

関連部署
総務部
運用部
広域運用センター
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