かいせつ電力ネットワーク

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事業者向けコンテンツ系統の接続および利用ルールについて

想定潮流の合理化

想定潮流の合理化は2018年4月より開始されており、各一般送配電事業者が公表している空き容量の算定や系統アクセスの検討などは、既に想定潮流の合理化を適用した潮流に基づき行われています。

想定潮流の合理化の基本的考え方や具体的手法については、こちらをご覧ください。

N-1電制

自らが電制対象電源となることを前提に、特別高圧以上に接続する電源を対象に、2018年10月より先行的にN-1電制の適用(N-1電制先行適用)を開始しました。

N-1電制先行適用を発展させた仕組みとして、2022年7月より、系統のさらなる有効利用をはかることを目的として、費用負担を前提に、既設電源を含め全ての電源をN-1電制の候補とし、運用容量を拡大する仕組み(N-1電制本格適用)を開始しております。

N-1電制の基本的考え方や具体的手法については、こちらをご覧ください。

ノンファーム型接続

2021年1月13日から、全国の空き容量の無い基幹系統についてはノンファーム型接続適用系統といい、これら空き容量のない基幹系統以下に連系する電源は、原則ノンファーム型接続が適用されています。
これに加え、2022年4月1日以降に接続検討の受付を行った案件のうち受電電圧が基幹系統の電圧階級である電源については、連系先の基幹系統の空き容量の有無にかかわらず、ノンファーム型接続が適用されています。
また、2023年4月1日からは、ローカル系統についてもノンファーム型接続が適用されております。

他方、ノンファーム型接続適用に伴う混雑※1管理については、2022年12月21日から、調整電源※2を活用して基幹系統の混雑を解消する、再給電方式(調整電源の活用)が導入されており、2023年12月28日から、調整電源以外の電源も含め一定の順序により出力制御し基幹系統の混雑を解消する再給電方式(一定の順序)が導入されております。また、ローカル系統については、再給電方式(一定の順序)と同様の出力制御方法(調整電源を除くノンファーム型接続適用電源は発電計画値の変更を伴う)にて混雑を解消するとされております。

系統アクセスの進め方やノンファーム型接続適用に伴う混雑管理に関する説明については、こちらPDFファイルをご覧ください。

※1 混雑:潮流が送変電設備の容量を超過する又は超過するおそれがある状況
※2 調整電源:一般送配電事業者が調整力契約をしている電源

なお、資料の内容については制度の議論状況に応じて更新して参ります。

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