容量提供事業者向け
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事前手続き~応札までの対応
事前手続き
容量市場の参加登録やオークションの応札をおこなうためには、市場管理者(広域機関)がWEB上で提供する容量市場システムの利用が必要となります。容量市場に応札を希望する事業者は、容量市場システムの利用にあたって、事前に「クライアント証明書」を取得してください。また、容量システムで各種情報を登録していただく際に、「事業者コード(事業者を特定するためのコード)」や「系統コード(電源等を特定するためのコード)」を取得していただく必要もあります。
なお、広域機関システムにて計画提出をおこなっているなど、すでにクライアント証明書や各種コードをお持ちの事業者は、原則取得する必要はないものの、参加する電源等の区分によっては新たな取得が必要な場合がありますのでご注意ください。クライアント証明書や各種コードなどの申請に関しては、手続きに時間を要することがあるため、早めのお手続きをお願いいたします。
<クライアント証明書の取得>
容量市場システムは、インターネットを介しての利用となるため、「盗聴」、「改竄」などの脅威への対策として、SSL相互認証を実施します。クライアント証明書は三菱インフォメーションネットワーク株式会社のウェブサイトより申請し、取得してください。クライアント証明書には有効期限(2年間)がありますので、有効期限切れには、特にご注意ください。
<事業者コードの取得>
事業者コードは、容量市場システムでの事業者情報登録の際に必要となります。主に、これまで広域機関システムを使用したことのない事業者が対象となります。ただし、発電、小売ライセンス登録をしていて、すでに事業者コードをお持ちの事業者が、新たにDRアグリゲーターとして容量市場に参加する場合は、追加で事業者コードの申請が必要となります。なお、必要な事業者コードは参加する電源等の区分に応じて異なりますので、以下の表を確認のうえ、申請をしてください。
- <事業者コードの申請要否>
- 申請方法についてはこちら
- 広域機関ウェブサイト
- 容量市場システムの利用にあたっての事前のお手続きについて
<系統コードの取得>
系統コードは容量市場システムでの電源等情報登録の際に必要となります。系統コードも事業者コード同様に既存のコードをご使用いただけますが、容量市場に参加する電源等の区分が変動電源(アグリゲート)および発動指令電源の場合は、電源等リストごとに系統コードが必要となりますので新規取得が必要です。
- <低圧群コードを複数お持ちで当該群コードに属する全ての電源で電源等リストを構成した場合のイメージ>
- 申請方法についてはこちら
- 広域機関ウェブサイト
- 容量市場システムの利用にあたっての事前のお手続きについて
応札までの手続について
参加登録は、(1)事業者情報の登録、(2)電源等情報の登録、(3)期待容量の登録の順におこないます。すべての登録を完了しなければ、メインオークションに応札することができません。また、それぞれ手続き可能な期間が異なりますので、ご注意ください。
<2020年メインオークション(対象実需給年度:2024年度)の例>
事業者情報の登録
事業者情報の登録では、容量市場に参加する事業者の情報を登録していただきます。事前に取得した事業者コードも本手続きで必要となります。
<登録完了までの流れ>
- 手続きの詳細はこちら
- 広域機関ウェブサイト
- 容量市場業務マニュアル(メインオークションの参加登録編)(対象実需給年度:2024年度)
- 第2章 事業者情報 をご覧ください。
- 留意点はこちら
- 広域機関ウェブサイト
- 容量市場 実務説明会資料(事業者・電源等情報の登録申請について)
- 9~12ページ 事業者情報の登録 をご覧ください。
電源等情報の登録
電源等情報の登録では、容量市場に参加する電源の情報を登録していただきます。事前に取得した電源等の系統コードも本手続きで必要となります。審査に必要な提出書類(電源等の区分により異なります)は、原則登録時に提出していただく必要がありますので、事前のご準備をお願いいたします。
<登録完了までの流れ>
- 手続きの詳細はこちら
- 広域機関ウェブサイト
- 容量市場業務マニュアル(メインオークションの参加登録編)(対象実需給年度:2024年度)
- 第3章 電源等情報 をご覧ください。
- 留意点はこちら
- 広域機関ウェブサイト
- 容量市場 実務説明会資料(事業者・電源等情報の登録申請について)
- 13~26ページ 電源等情報の登録 をご覧ください。
- 必要な提出書類についてはこちら
- 広域機関ウェブサイト
- 容量市場メインオークション募集要綱(対象実需給年度:2024年度)
期待容量の登録
期待容量の登録では、電源等情報の登録で登録した設備容量のうち、実需給年度において供給区域の供給力として期待できる容量すなわち「期待容量」を登録していただきます。登録された期待容量がメインオークションで応札可能な最大容量となります。期待容量は、電源等の区分ごとに算出方法が異なります。安定電源、変動電源(単独・アグリゲート)については、「募集要綱 様式2(期待容量等算定諸元一覧)」、発動指令電源については、「募集要綱 様式3(発動指令電源のビジネスプラン申請書)」にもとづいて期待容量を登録していただきます。
<登録完了までの流れ>
- 手続きの詳細はこちら
- 広域機関ウェブサイト
- 容量市場業務マニュアル(メインオークションの参加登録編)(対象実需給年度:2024年度)
- 第4章 期待容量 をご覧ください。
- 留意点はこちら
- 広域機関ウェブサイト
- 容量市場 実務説明会資料(期待容量の登録申請について)
- 7~15ページ 期待容量の登録・審査 をご覧ください。
- 期待容量算出はこちら
- 広域機関ウェブサイト
- 募集要綱 様式2(期待容量等算定諸元一覧)
- 募集要綱 様式3(発動指令電源のビジネスプラン申請書)
- 留意点はこちら
- 広域機関ウェブサイト
- (参考資料)期待容量等算定諸元一覧作成についての補足説明
- 4~11ページ 期待容量の算定方法 をご覧ください。
応札までの対応
応札可能な事業者は、対象実需給年度の期待容量の登録が完了し、「メインオークション参加資格通知書」が発行された事業者です。応札の手順は、期待容量登録時に登録した期待容量等算定諸元一覧に必要項目を追記して応札容量を算定後、応札情報を登録(応札)することによっておこないます。なお、応札容量算定に用いた期待容量等算定諸元一覧の登録※も応札情報の登録後に忘れずに実施してください。オークションの応札受付期間の終了後、広域機関にて約定処理を実施し、約定結果を通知します。
※応札受付期間終了後2日以内に登録してください(応札受付期間中は登録できません)。
<応札から約定までの流れ>
- 手続きの詳細はこちら
- 広域機関ウェブサイト
- 容量市場業務マニュアル(メインオークションへの応札・容量確保契約書の締結編)(対象実需給年度:2024年度)
- 第2章 メインオークション をご覧ください。
- 留意点はこちら
- 広域機関ウェブサイト
- 容量市場 実務説明会資料(応札について)
- 7~13ページ 応札の手順、期待容量等算定諸元一覧の登録 をご覧ください。
FAQ
- Q1.コードやクライアント証明書の取得にはどのくらい時間がかかるのか。
- A1.
申請が集中した場合、3週間以上要することもあるため、早めのお手続をお願いいたします。また、クライアント証明書も同様に発行には時間を要します。詳細については、三菱インフォメーションネットワーク株式会社にご確認ください。
- Q2.事業者情報や期待容量の登録までおこなったが応札をおこなわなかった場合、ペナルティは発生するのか。
- A2.
ペナルティの対象とはされていません。
- お問合せはこちら 広域機関ウェブサイト
- 容量市場に関するお問い合わせ連絡先