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更新日:2019年6月21日

第200回理事会議事録

1. 開催日時

2019年5月29日 10時~10時35分

2. 開催場所

豊洲事務所(江東区豊洲 6-2-15)理事会室

3. 理事長・理事総数及び定足

総数5名、定足数3名

4. 出席した理事長・理事数:4名

  • 出席:金本理事長、遠藤理事、寺島理事、内藤理事
  • 欠席:佐藤理事
  • 監事出席:髙木監事、千葉監事

5. 議題

決議事項

  • 第1号議案 企画競争・公募(入札可能性調査)の導入及び会計規程等の変更について
  • 第2号議案 OAシステムリプレースの方針検討の支援委託の契約締結について
  • 第3号議案 2018年度年次報告(系統アクセス業務に関する前年度までの実績)の取りまとめについて
  • 第4号議案 九州本土における再生可能エネルギー発電設備の出力抑制の妥当性について
  • 第5号議案 広域機関システム開発委託に関する基本契約の変更について
  • 第6号議案 広域機関システム計画業務サーバ仮想化解除の開発委託について
  • 第7号議案 勤勉手当の支給割合について

報告事項

(1) 系統アクセス業務の実施に関する規程に基づく報告

(2) 本機関等が公表する系統情報の項目等に関する意見募集について

6. 議事の経過および結果

定刻に至り、定款に基づき金本理事長が議長となり、定足数の充足を確認した後、本会議の成立を宣した。

続いて、議案の審議に入った。

決議事項

第1号議案 企画競争・公募(入札可能性調査)の導入及び会計規程等の変更について

議長の指示により、総務部長から、本機関の契約方式に新たに企画競争・公募(入札可能性調査)を導入するとともに、本契約方式の導入及び容量市場の導入に伴い、会計規程及び会計・調達業務の細則に関する規程を変更し、会計規程については、電力広域的運営推進機関の財務及び会計に関する省令第16条2項後段の規定に基づき、経済産業大臣に対し、承認申請を行いたいとの提案があった。続いて、総務部長から、企画競争・公募(入札可能性調査)の概要及び規程等の変更内容について説明があった。議長から、「企画競争入札は、官公庁においても利用される方式である。導入にあたっては、コストが上昇しないよう留意して運用してもらいたい」との発言があった。これを受けて、総務部長から「費用の高騰には留意して運用していきたい」との説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第2号議案 OAシステムリプレースの方針検討の支援委託の契約締結について

議長の指示により、総務部長から、第197回理事会(第5号議案)で決議したOAシステムリプレースの方針検討の支援委託(随意契約による)について、富士通株式会社と業務委託契約を締結したいとの提案があった。続いて、契約書の内容についての説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第3号議案 2018年度年次報告(系統アクセス業務に関する前年度までの実績)の取りまとめについて

寺島理事から、業務規程181条に基づき、2018年度年次報告(系統アクセス業務に関する前年度までの実績)を取りまとめ、公表したいとの提案があった。続いて、計画部長から、報告書の内容についての説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第4号議案 九州本土における再生可能エネルギー発電設備の出力抑制の妥当性について

内藤理事から、2019年4月に九州電力株式会社が実施した九州本土における再生可能エネルギー発電設備の出力抑制に関し、業務規程第180条第2項に基づき、その出力抑制が法令及び送配電等業務指針に照らし適切であったか否かを確認及び検証した結果、妥当であると認めることとし、その旨を検証結果とともに公表したいとの提案があった。続いて、運用部長から、今回の出力抑制に関し、(1)再エネの出力抑制に関する指令を行った時点で予想した需給状況、(2)優先給電ルールに基づく抑制・調整(下げ調整力確保)の具体的内容、(3)再エネの出力抑制を行う必要性の各項目について事務局で検証した結果、今回の出力抑制の指令は適切であったと判断しているとの説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第5号議案 広域機関システム開発委託に関する基本契約の変更について

内藤理事から、第102回理事会(第8号議案)の決議に基づき、株式会社日立製作所と締結した「電力広域的運営推進機関システム開発委託に関する基本契約」(変更後の内容を含む)について、システムの検収前使用に関する事項を追加するため、変更契約を締結したいとの提案があった。続いて、運用部長から、契約書の内容についての説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第6号議案 広域機関システム計画業務サーバ仮想化解除の開発委託について

内藤理事から、第193回理事会(第10号議案)で決議した広域機関システム開発委託に関する基本契約に基づき、計画業務サーバ仮想化解除(業務単体・結合試験)に関する個別開発委託契約を株式会社日立製作所と随意契約にて締結したいとの提案があった。続いて、運用部長から、契約書の内容についての説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第7号議案 勤勉手当の支給割合について

本議案の審議に先立ち、議案と直接利害関係のある理事長は退席し、理事会の議長は、予め定めた職務代行順位に従い、遠藤理事がこれに当ることとなった。議長から、役員に対する勤勉手当の支給に関する規程に基づき、理事長の夏季の勤勉手当の支給割合に係る評価は「良好」としてはどうかとの提案があり、審議の結果、退席した理事長を除く全員で承認可決した。(本議案は、報告事項終了後に審議された。)

報告事項

(1) 系統アクセス業務の実施に関する規程に基づく報告

寺島理事から、2019年5月13日から同年5月24日までの間に、系統アクセス業務の実施に関する規程に基づき、系統アクセス室長が回答を行った接続検討案件8件についての実績報告があった。

(2) 本機関等が公表する系統情報の項目等に関する意見募集について

議長の指示により、総務部長から、本機関等が公表する系統情報の項目等について、業務規程第6条第1項に基づき、2019年5月29日から同年6月18日までの21日間で意見募集を実施するとの報告があった。

以上をもって議案の審議等を終了したので、10時35分、議長は閉会を宣し、解散した。

以上、この議事録が正確であることを証するため、出席した議長、理事及び監事は記名押印する。

2019年6月14日

理事長 金本 良嗣
理事 遠藤 久仁
理事 寺島 一希
理事 内藤 淳一
監事 髙木 佳子
監事 千葉 彰

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