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更新日:2018年4月4日

第148回理事会議事録

1. 開催日時

平成30年(2018年)3月14日 午前10時~10時40分

2. 開催場所

豊洲事務所(江東区豊洲6-2-15)理事会室

3. 理事長・理事総数及び定足

総数5名、定足数3名

4. 出席した理事長・理事数:5名

  • 出席:金本理事長、佐藤理事、遠藤理事、寺島理事、内藤理事
  • 欠席:-
  • 監事出席:髙木監事、千葉監事

5. 議題

決議事項

  • 第1号議案 総務部のグループ構成変更について
  • 第2号議案 職員の任命等について
  • 第3号議案 情報システム管理規程の制定等について
  • 第4号議案 容量市場に係る業務設計支援業務及びシステム開発に係るPMO支援等業務委託の実施について
  • 第5号議案 OAシステム等の運用保守業務等の委託等について
  • 第6号議案 OAシステム等の改良の実施及び業務委託基本契約の締結等について
  • 第7号議案 広域機関システム開発PMO支援業務委託に関する契約延長について
  • 第8号議案 2018~2027年度の連系線の運用容量(年間計画・長期計画)の一部訂正について
  • 第9号議案 2018~2027年度の連系線の空容量(年間計画・長期計画)について

報告事項

(1) 系統アクセス業務の実施に関する規程に基づく報告

6. 議事の経過および結果

定刻に至り、定款に基づき金本理事長が議長となり、定足数の充足を確認した後、本会議の成立を宣した。

続いて、議案の審議に入った。

決議事項

第1号議案 総務部のグループ構成変更について

佐藤理事から、事務局における業務遂行の円滑化等の観点から、業務規程における業務分掌を変更することに伴い、変更認可申請中の業務規程が認可を受けることを前提に、主に法務(定款、業務規程及び送配電等業務指針の策定・改訂及び管理等)を担う「文書企画グループ」を新設するとともに、主に事業計画の策定、業務改善及び年次報告書等の統計資料の策定等を担う「業務改善グループ」を新設したいとの提案があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第2号議案 職員の任命等について

佐藤理事から、平成30年3月31日付職員5名の解任及び同年4月1日付の職員6名の任命についての発令を行いたいとの提案があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第3号議案 情報システム管理規程の制定等について

佐藤理事から、「広域機関システムの開発に関する第三者評価委員会からの提言への広域機関の対応方針について」(平成29年度第一回評議員会報告事項)を踏まえ、情報システムの整備におけるシステム開発の工程遵守及び品質向上を目的として、情報システム管理規程を制定し、これと関連して、情報管理規程及び情報セキュリティ対策規程を一部変更するとともに、システム責任者及び業務運用管理者を情報システム毎に選任したいとの提案があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第4号議案 容量市場に係る業務設計支援業務及びシステム開発に係るPMO支援等業務委託の実施について

遠藤理事から、平成32年度以降、本機関が市場管理者として容量市場を運営するにあたり、容量市場に係る業務設計支援業務及びシステム開発に係るPMO支援等業務を委託することとし、委託先選定のため一般競争入札(総合評価落札方式)を実施したいとの提案があった。続いて、企画部長から、入札説明書等についての説明があった。寺島理事から、「今回の総合評価落札方式における技術点と価格点の得点配分は、300点/100点であるが、従来の得点配分(200点/100点)を変更した理由は何か」との発言があった。これを受けて、企画部長から、「委託する支援業務はコンサルタント業務であるため、提供される品質を重視し、価格面の影響を抑えた結果である。支援業務の品質が高ければ、システム開発における無駄が減り、委託コストに十分に見合う効果が期待できると考えている。」との説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第5号議案 OAシステム等の運用保守業務等の委託等について

佐藤理事から、OAシステム、スイッチング支援システム及び広域機関システムの平成30年度運用保守業務委託について、現システムの開発及び保守運用委託先以外からの提供は不可能なため、会計規程第22条(1)に基づき、随意契約を更新するとともに、広域機関システムの平成29年度下期保守業務委託については、サービスデスクのインシデント対応業務が追加的に発生したことから、第2回変更覚書を締結し、契約金額を変更したいとの提案があった。続いて、総務部長から、契約内容についての説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第6号議案 OAシステム等の改良の実施及び業務委託基本契約の締結等について

佐藤理事から、OAシステム、スイッチング支援システム及び広域機関システムについては、今後もシステム改良を継続して実施することとし、その業務委託手続を円滑に行う観点から、委託先が実施する作業の類型、作業プロセス、作業単価、個別案件の発注様式等の基本的な枠組みを定める基本契約を更新(OAシステムは現行契約に基づき自動更新)したいとの説明があった。続いて、総務部長から、契約内容についての説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第7号議案 広域機関システム開発PMO支援業務委託に関する契約延長について

内藤理事から、第114回理事会第2号議案で決議した広域機関システム開発PMO支援業務委託契約について、重点プロジェクトと位置付けた連系線新ルール対応及びネガワット本格運用対応の開発が継続している等の状況を踏まえ、業務委託期間を延長したいとの提案があった。続いて、運用部長から、契約内容についての説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第8号議案 2018~2027年度の連系線の運用容量(年間計画・長期計画)の一部訂正について

内藤理事から、 第145回理事会第4号議案で決議した2018~2027年度の連系線の運用容量のうち東北東京間連系線の運用容量(年間計画・長期計画)について、一部の電源運用や作業停止計画の変更が反映されていないことが判明したことから、一部訂正し、本機関ウェブサイトにて公表したいとの提案があった。続いて、運用部長から、訂正内容についての説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第9号議案 2018~2027年度の連系線の空容量(年間計画・長期計画)について

内藤理事から、業務規程第133条に基づき、2018~2027年度の連系線の空容量について以下の提案があった。(1)2018~2027年度の連系線空容量(年間計画・長期計画)を算出し、これを公表する。(2)年間計画(2018~2019年度)については、広域機関システムの一部機能が完成していないことに起因して、一部の連系線において、連系線利用計画(年間計画)の再度混雑処理が必要なコマが残る事象が発生することから、年間計画の修正値の算定・公表は、運用部長に一任する。(3)長期計画(2020~2027年度)については、対象期間が間接オークション移行後となることから、間接オークション移行後のルールに基づき、空容量と予想潮流を公表し、予想潮流については、経過措置計画の対象となる平成28年度長期連系線利用計画の合計値を公表する。

続いて、運用部長から、系統情報サービス公表データ及びウェブサイト公表文についての説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

報告事項

(1) 系統アクセス業務の実施に関する規程に基づく報告

寺島理事から、平成30年3月5日から同年3月9日までの間に、系統アクセス業務の実施に関する規程に基づき、系統アクセス室長が回答を行った接続検討案件2件についての実績報告があった。

以上をもって議案の審議等を終了したので、10時40分、議長は閉会を宣し、解散した。

以上、この議事録が正確であることを証するため、出席した議長、理事及び監事は記名押印する。

平成30年3月30日

理事長 金本 良嗣
理事 佐藤 悦緒
理事 遠藤 久仁
理事 寺島 一希
理事 内藤 淳一
監事 髙木 佳子
監事 千葉 彰

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