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更新日:2017年4月17日

第103回理事会議事録

1. 開催日時 平成29年3月29日 17時~17時50分

2. 開催場所 豊洲事務所(江東区豊洲6-2-15)理事会室

3. 理事長・理事総数及び定足 総数5名、定足数3名

4. 出席した理事長・理事数 5名

(出席)金本理事長、佐藤理事、遠藤理事、寺島理事、内藤理事

(欠席)

(監事出席)水嶋監事

5. 議題

決議事項

第1号議案 職員給与規程の変更について

第2号議案 平成29年度供給計画の取りまとめについて

第3号議案 広域系統長期方針の策定について

第4号議案 本機関への系統アクセス接続検討申込みに対する回答について

第5号議案 連系線利用計画(長期計画)の更新等について

第6号議案 パネル候補者の選任について

第7号議案 平成29年度監査室内部監査計画について

報告事項

(1) 系統アクセス業務の実施に関する規程に基づく報告

(2) 本機関の指導に対する中部電力からの結果報告について

(3) 広域機関システムの開発に関する第三者評価委員会報告について

(4) 平成29年度監事監査計画について

6. 議事の経過および結果

定刻に至り、定款に基づき金本理事長が議長となり、定足数の充足を確認した後、本会議の成立を宣した。

続いて、議案の審議に入った。

決議事項

第1号議案 職員給与規程の変更について

佐藤理事から、管理職手当を創設するとともに、平成28年人事院勧告に基づき扶養手当制度を変更するため、職員給与規程を変更したいとの説明があった。続いて、総務部長から、手当制度変更の目的、背景及び規程の変更内容についての説明があった。水嶋監事から、「手当制度の変更により費用の増減の影響があるが、平成29年度予算との関係はどうか」との発言があった。これを受けて、総務部長から、人事院勧告の公表が平成28年11月頃であり、認可申請中の予算案には織り込み済みであるとの説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第2号議案 平成29年度供給計画の取りまとめについて

寺島理事から、電気事業法第29条第2項、業務規程第28条第1項及び第29条第1項に基づき、平成29年度供給計画を取りまとめ、本機関の意見を付して経済産業大臣に送付するとともに公表したいとの説明があった。続いて、計画部長から、平成29年度供給計画の内容及び取りまとめに関する経済産業大臣への意見についての説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第3号議案 広域系統長期方針の策定について

寺島理事から、広域系統整備委員会及び評議員会における審議並びに意見募集に寄せられた意見を踏まえ、業務規程第48条に基づき、全国大での広域連系系統の整備及び更新に関する方向性を整理した広域系統長期方針を策定し、意見募集結果とともに公表したいとの説明があった。続いて、計画部長から、広域系統長期方針の内容について説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第4号議案 本機関への系統アクセス接続検討申込みに対する回答について

寺島理事から、東北地方における送電系統への発電設備連系希望者から本機関への系統アクセス接続検討の申込みに関し、業務規程第71条第3項及び第72条第1項に基づき、一般送配電事業者の検討内容について妥当性を確認し回答することについて審議したいとの説明があった。続いて、計画部長から、送電系統への発電設備連系希望者からの申込書、本機関の回答書、一般送配電事業者の回答書、妥当性の確認書の内容についての説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第5号議案 連系線利用計画(長期計画)の更新等について

内藤理事から、連系線利用計画のうち長期計画について更新処理を行いたいとの説明があった。続いて、運用部長から、業務規程第139条に基づき、平成29年3月10日までに提出を受けた、空容量算出用の平成31年度から平成38年度の長期連系線利用計画を対象として送電可否判定を行い、このうち、平成31年度から平成37年度については、第99回理事会にて議決した長期計画のマージン設定により空容量はゼロとなっており、連系線利用計画の増加分の容量登録はできないことから、減少分のみ反映することとし、平成38年度は、容量登録を行う前に全ての空容量分を業務規程第2条第2項第8号に規定する電力市場取引の環境整備のためのマージンとして設定のうえ更新処理を行い、これらの結果は系統情報サービスにて公表するとの説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第6号議案 パネル候補者の選任について

佐藤理事から、あっせん・調停手続に関する規程第9条に基づき、あっせん・調停手続を行う紛争解決パネルのパネル候補者を選任、委嘱し、公表したいとの説明があった。続いて、紛争解決対応室長から、今回の選任により、パネル候補者は10名から9名へと1名減となるが、あっせん・調停手続に関する規程第9条第1項のパネル候補者の人数に関する規定を満たしているとの説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第7号議案 平成29年度監査室内部監査計画について

佐藤理事から、業務規程に基づく内部監査を適切に実施するため、平成29年度監査室内部監査計画を策定したいとの説明があった。続いて、監査室長から、監査対象業務、監査スケジュール等、同計画の具体的内容について説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

報告事項

(1) 系統アクセス業務の実施に関する規程に基づく報告

寺島理事から、平成29年3月21日から3月24日までの間に、系統アクセス業務の実施に関する規程に基づき、系統アクセス室長が回答を行った事前相談案件2件、接続検討案件2件及び電源接続案件募集プロセスに係る優先系統連系希望者の決定等2件についての実績報告があった。

(2) 本機関の指導に対する中部電力からの結果報告について

内藤理事から、平成28年12月21日、本機関が、中部電力株式会社に対して実施した需要調達計画等及び発電販売計画等の誤提出に係る指導に対して、同社から未実施対策の完了、網羅的な点検及び対策の有効性の確認に関する結果報告を受けたとの報告があった。

(3) 広域機関システムの開発に関する第三者評価委員会報告について

佐藤理事から、第83回理事会決議により設置した広域機関システムの開発に関する第三者評価委員会から、本日開催された第10回第三者評価委員会の場において、理事会に対して報告書の説明を受けたとの報告があった。水嶋監事から、「報告書は、開発会社と共有する予定があるのか」との発言があった。これを受けて、内藤理事から、「本報告は、理事会からの諮問に基づく答申であるため、報告書の内容をそのまま開発会社に伝えることは考えていないが、今後も開発が継続することから、開発会社との協議を通じて、改善策を具体化していきたい。」との説明があった。

(4) 平成29年度監事監査計画について

水嶋監事から、平成29年度監事監査計画の内容について報告があった。

以上をもって議案の審議等を終了したので、17時50分、議長は閉会を宣し、解散した。

以上、この議事録が正確であることを証するため、出席した議長、理事及び監事は記名押印する。

平成29年4月6日

理事長 金本 良嗣
理事 佐藤 悦緒
理事 遠藤 久仁
理事 寺島 一希
理事 内藤 淳一
監事 水嶋 利夫

関連資料

第103回理事会次第PDFファイル(99KB)

第1号議案 職員給与規程の変更についてPDFファイル(227KB)

第2号議案 平成29年度供給計画の取りまとめについてPDFファイル(4110KB)

第3号議案 広域系統長期方針の策定についてPDFファイル(15504KB)

第4号議案 本機関への系統アクセス接続検討申込みに対する回答についてPDFファイル(276KB)

第5号議案 連系線利用計画(長期計画)の更新等についてPDFファイル(420KB)

第6号議案 パネル候補者の選任についてPDFファイル(261KB)

第7号議案 平成29年度監査室内部監査計画についてPDFファイル(265KB)

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