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更新日:2017年5月11日

第84回理事会議事録

1. 開催日時 平成28年10月26日 午前10時~10時45分

2. 開催場所 豊洲事務所(江東区豊洲6-2-15)理事会室

3. 理事長・理事総数及び定足 総数5名、定足数3名

4. 出席した理事長・理事数 5名

(出席)金本理事長、佐藤理事、遠藤理事、寺島理事、内藤理事

(欠席)

(監事出席)水嶋監事、髙木監事

5. 議題

決議事項

第1号議案 広域機関システムに関する第三者評価支援業務委託の契約締結について

第2号議案 平成28年度第2四半期合計残高試算表及び債務負担行為報告書について

第3号議案 本機関の発議による計画策定プロセスの検討開始要件への適否状況の取りまとめについて

第4号議案 本機関の発議による計画策定プロセス開始要否について

第5号議案 電源接続案件募集プロセス(広域機関主宰)の開始について(鹿児島県入来エリア)

第6号議案 本機関への系統アクセス接続検討申込みに対する回答について

第7号議案 苦情及び相談対応に係る情報公表について

報告事項

(1) 系統アクセス業務の実施に関する規程に基づく報告

(2) 第2四半期に係る内部監査報告について

(3) 送配電等業務指針の認可について

議事の経過および結果

定刻に至り、定款に基づき金本理事長が議長となり、定足数の充足を確認した後、本会議の成立を宣した。

続いて、議案の審議に入った。

決議事項

第1号議案 広域機関システムに関する第三者評価支援業務委託の契約締結について

佐藤理事から、先般入札を実施した広域機関システムに関する第三者評価支援業務委託について、落札者である日本アイ・ビー・エム株式会社と業務委託契約を締結したいとの説明があった。続いて、総務部長から入札結果及び契約内容に関する説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第2号議案 平成28年度第2四半期合計残高試算表及び債務負担行為報告書について

佐藤理事から、広域的運営推進機関の財務及び会計に関する省令11条及び会計規程38条に基づき、平成28年度第2四半期における収入及び支出並びに負担した債務について、合計残高試算表及び債務負担行為報告書により、経済産業大臣に報告したいとの説明があった。続いて、総務部長から各報告書の内容について説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第3号議案 本機関の発議による計画策定プロセスの検討開始要件への適否状況の取りまとめ及び公表について

寺島理事から、送配電等業務指針第33条第3項に基づき、本機関の発議による計画策定プロセスの検討開始要件のうち、広域的取引の環境整備に関する要件への適否の状況を取りまとめ、公表したいとの説明があった。続いて、計画部長から、連系線の利用状況等に照らせば、北海道本州間連系設備、東北東京間連系線、東京中部間連系設備及び中国九州間連系線が計画策定プロセスの検討開始要件に適合しているが、これらの連系線は広域系統整備委員会での議論を経て第7回理事会にて取扱いを決定済であり、今回新たに計画策定プロセスを開始する連系線等はないこと、その他事業者の増強ニーズ等の基準に照らしても、今回新たに計画策定プロセス検討開始要件に該当する連系線はなかったとの説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第4号議案 本機関の発議による計画策定プロセス開始要否について

寺島理事から、東北電力株式会社から、広域連系系統の増強工事を含む発電設備等の接続に関する契約申込み28件を受け付けたとの報告があったため、業務規程第51条第1号に基づき、計画策定プロセスの開始要否を確認した結果、全件、開始不要と判断し、その旨を系統アクセス室長名で当該一般送配電事業者及び系統連系希望者に通知したいとの説明があった。続いて、計画部長から、対象である広域連系系統は、現在検討中の東北東京間連系線の計画策定プロセスの応募電源の連系のために既に増強が計画されているため、新たな計画策定プロセスの開始は不要であるとの説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第5号議案 電源接続案件募集プロセス(広域機関主宰)の開始について(鹿児島県入来エリア)

寺島理事から、平成28年9月29日、九州電力株式会社から開始の申込みを受けた電源接続案件募集プロセス1件について、業務規程第77条第1項に基づきこれを開始するとともに、必要な手続きを実施したいとの説明があった。続いて、計画部長から、対象案件の位置及びスケジュール、連系を希望する発電事業者のニーズが高く本機関が当該プロセスを開始することは合理的であると判断できること、業務規程第77条第5項に基づき各案件毎に増強が想定される設備及びその上位系統に暫定的に容量を確保すること、本プロセスを開始する旨及び暫定的に確保する容量について公表するとともに九州電力に通知することについての説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第6号議案 本機関への系統アクセス接続検討申込みに対する回答について(回答予定日:平成28年10月26日)

寺島理事から、東北地方及び中国地方における送電系統への発電設備連系希望者から本機関への系統アクセス接続検討2件の申込みに関し、業務規程第71条第3項及び第72条第1項に基づき、一般送配電事業者の検討内容について妥当性を確認し回答することについて審議したいとの説明があった。続いて、計画部長から、送電系統への発電設備連系希望者からの申込書、本機関の回答書、一般送配電事業者の回答書、妥当性の確認書の内容についての説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

第7号議案 苦情及び相談対応に係る情報公表について

佐藤理事から、業務規程第184条第4項に基づき、平成28年度上半期に本機関が実施した苦情及び相談対応の実績をとりまとめ、本機関ウェブサイトにて公表したいとの説明があった。続いて、紛争解決対応室長から、公表対象期間においては、送配電等業務に関する電気供給事業者等からの苦情及び相談を36件受け付け、平成27年度からの継続案件9件を含む計45件のうち35件の対応を終了したこと、業務規程に基づくあっせん・調停手続及び指導・勧告の実績はなかったこと、本機関の業務運営に対する苦情及び相談についても併せて公表すること等、公表内容の説明があった。議長から、議案について出席者に諮ったところ、全員異議なく原案通り承認可決した。

報告事項

(1) 系統アクセス業務の実施に関する規程に基づく報告

寺島理事から、平成28年10月18日から10月21日までの間に、系統アクセス業務の実施に関する規程に基づき、系統アクセス室長が回答を行った事前相談案件8県及び接続検討案件2件についての実績報告があった。

(2) 第2四半期に係る内部監査報告について

監査室長から、平成28年度内部監査計画に基づき、平成28年7月から10月中旬に実施した内部監査結果について報告があり、業務監査として、総務部及び運用部を対象とした起案書監査を実施し、会計監査として、会費収入検証並びに7〜9月の仕訳検証及び第2四半期作成書類の確認を実施したが、いずれも重大な指摘事項は発見されなかったとの説明があった。

(3) 送配電等業務指針の認可について

遠藤理事から、平成28年9月14日付で経済産業大臣に変更認可申請を行った送配電等業務指針について、平成28年10月18日付けで認可されたとの報告があった。

以上をもって議案の審議等を終了したので、10時45分、議長は閉会を宣し、解散した。

以上、この議事録が正確であることを証するため、出席した議長、理事及び監事は記名押印する。

平成28年12月1日

理事長 金本 良嗣
理事 佐藤 悦緒
理事 遠藤 久仁
理事 寺島 一希
理事 内藤 淳一
監事 水嶋 利夫
監事 髙木 佳子

関連資料

第84回 理事会 次第PDFファイル(116KB)

第1号議案 広域機関システムに関する第三者評価支援業務委託の契約締結についてPDFファイル(104KB)

第2号議案 平成28年度第2四半期合計残高試算表及び債務負担行為報告書についてPDFファイル(222KB)

第3号議案 本機関の発議による計画策定プロセスの検討開始要件への適否状況の取りまとめについてPDFファイル(678KB)

第4号議案 本機関の発議による計画策定プロセス開始要否についてPDFファイル(335KB)

第5号議案 電源接続案件募集プロセス(広域機関主宰)の開始について(鹿児島県入来エリア)PDFファイル(496KB)

第6号議案 本機関への系統アクセス接続検討申込みに対する回答についてPDFファイル(155KB)

第7号議案 苦情及び相談対応に係る情報公表についてPDFファイル(558KB)

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